よむたび。〈2〉
ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海

  『影の消えるまで』 著 ルイ=フィリップ・ダランベール/Sabine Wespieser 社   ハイチとユダヤ人。  1937年、ハイチ共和国は、ナチズムが席巻するヨーロッパから逃れて来たユダヤの人々に無 […]

よむたび。
ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 〈1〉

『イヴァンとイヴァナの途方もない、哀れな運命』 著 マリーズ・コンデ/JC Lattès社   2015年1月8日、ある女性警官の死。  齢80歳を迎えた今年、仏領海外県グアドループ出身の作家マリーズ・コンデは […]

Stephane Hessel 『Indignez-vous!』が超ベストセラーに。

 昨年10月22日に出版されたステファン・エッセル著『Indignez-vous!  怒りなさい』が100万部を超える売れ行き。本文20ページ足らずの小冊子(3€)で、昨年ゴンクール賞を受賞したミシェル・ウエルベックの『 […]

マンシェットとタルディとの出会い

●Manchette-Tardi “La Position du tireur couché” アメリカのハードボイルド小説の影響を受けながらフランスで生まれたロマン・ノワール。ジャ […]

ロバート・クラム 旧約聖書の『創世記』

●Robert Crumb “La Genèse” 『フリッツ・ザ・キャット』や『ミスター・ナチュラル』の生みの親、ジョプリンの『チープスリル』のジャケットでも知られるロバート・クラ […]

他を寄せつけない政治風刺漫画

Les Requins Marteaux発行。7.5€。 ●Willem “Casse toi pauvre con!” しばらく前に、ヴィレムの反骨精神溢れるナンセンスBD『C&oel […]

HOMMAGE A MARCEL GIUGLARIS — 故マルセル・ジュグラリスさんに捧ぐ

「心は日本人」  マルセル・ジュグラリスさんの数多い思い出の中でまっさきに思い出すのは1973年1月にベトナム和平協定が調印される直前に、まだサイゴンといっていた町の外人記者用のプレスセンターがあったコンチネンタル・ホテ […]

20万部を売った写真集

●Izis, Paris de rêve パりを撮り続けた写真家というと、ドワノーが真っ先に頭に浮かぶだろう。生まれがよかったせいもあるけれど臆せず人々の間に入り込み、そのノリで彼らの生き生きとした表情を正面 […]

バンド・デシネ:フロランス・セスタックの新作

●Florence Cestac “Je voudrais me suicider mais j’ai pas le temps” ロバート・クラムの新作『創世記』を買いにいったら売り […]

ポルトガルのコミック;Le plus Mauvais Groupe du monde

 ポルトガルのコミック作家、ホセ・カルロス・フェルナンデスの作品が初めて仏訳されて陽の目を見た。 セピア色の町は、ポルトガルでもどこでもない。住んでいる人の名前から判断すると東欧の町らしいが、時間や地理の軸から落っこちて […]

『肛門交響曲集』 Anal Symphonies

 またまた640号で取り上げたヴィレム。ごめんなさい。でも好きだからしょうがない。プレゼントにもらったばかりの『肛門交響曲集』は、人間が所有する穴たちの可能性についてつくづく考えさせられる! 快感、時には悪感と共に慣れ親 […]

Controverses

 写真は、誕生以来、論争、スキャンダル、裁判のもと。ダニエル・ジラルダン、クリスチャン・パーカーの共著は、「写真の法的、倫理的歴史」という副題付きだが、見てどきっ、読んで考えさせられ、手放せなくなる。 約30万ドルで売買 […]