2023-03-30 舞台・映画 0 【cinéma】『 The Lost King 』 不人気国王の名誉回復へ 2012年8月イギリス中部の町レスターで、長らく行方不明となっていた英国王リチャード3世の遺骨が発見された。発掘場所は教会跡地の駐車場の地下。この驚きのニュースは、瞬く間に世界を駆け巡った。映画『クイー [...]
【cinéma】 写真家ナン・ゴールディンの闘いの記録 ”Toute la beauté et le sang versé” 2023-03-22 パリで遊ぶ舞台・映画 0 昨年のベネチア映画祭にて、ジャンフランコ・ロージの『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』(2013年)に続く史上2度目のドキュメンタリーの金獅子賞に輝いたのは、ローラ・ポイトラス監督『Toute la beauté et le sang versé』(稀にみる美しいタイトル!)だ [...]
3日間、映画が5€で観られる”Printemps du cinéma” 2023-03-18 舞台・映画 0 3月19日 (日)〜21日(火)協賛映画館なら3日間、どの映画でも何時の回でも一律5ユーロで観られる。 詳細はこちらでどうぞ☞ www.printempsducinema.com [...]
〈映画〉Mon Crime – オゾンの新作は、パリが舞台の 犯罪コメディ。 2023-03-07 舞台・映画 0 Mon Crime 映画祭の度に新作を出すホン・サンスのように、驚くほど多作な監督がいる。フランソワ・オゾンもその一人。ほぼ年に一本ペースで新作を発表する。パンデミックが起きようが起きまいが、それは変わらない。彼の場合、スターを起用した、規模が大きめの作品もあり、かつテーマも演 [...]
【読者プレゼント】「百花 (N’oublie pas les fleurs)」、3月1日フランス公開に。 2023-03-01 舞台・映画 0 「人間は記憶でできている。 どうしようもない些末な記憶ですら、それらは複雑にその人に根ざし、その人を形成している。」 認知症になり記憶を失ってゆく母親と、もうじき子どもが生まれ父親になろうという息子。ふたりの断絶と和解を描きながら「記憶」とは何なのかを問う、川村元気監督の『百 [...]
『Retour à Séoul ソウルに帰る』 韓国の国際養子縁組から生まれたドラマ。 2023-02-04 舞台・映画 0 朝鮮戦争が終わった1953年以降、外国で養子となった韓国の子供の数は約20万人。フランスはその受け入れ先のひとつ。映画界もその影響が見られる。ウーニー・ルコント監督は養子だった体験を基に『冬の小鳥』(2009年)などの秀作を発表。2014年~16年まで文化相を務めたフルール・ペ [...]
名誉ゲストはケン・ローチ監督!バンリューから映画と社会を考える映画祭。 2023-01-30 イベント情報舞台・映画 0 23e Journées cinématographiques/ Regards Satellites2 / 2(木)〜 2 / 11(土) サン・ドニというバンリュー(郊外)から、映画と社会を考える。そんな骨太映画祭「Journées cinématographiques」も [...]
「Retour à Seoul」韓国の海外養子縁組から生まれたドラマ。 2023-01-28 パリで遊ぶ舞台・映画 0 「ソウルに帰る」 朝鮮戦争が終わった1953年以降、外国で養子となった韓国の子供の数は約20万人。フランスはその受け入れ先のひとつ。映画界にもその影響が見られる。ルーニー・ルコント監督は、養子だった体験を基に『冬の小鳥』(2009年)などの秀作を発表。2014年~16年まで文化 [...]
「被災地の人に見せても恥ずかしくない映画を」 ー『浅田家!』監督(ほか)インタビュー。 2023-01-23 インタビューパリで遊ぶ舞台・映画 0 ある時は消防士、またある時はレーサー、極道、バンドマン……。そんな家族総動員のコスプレ風写真集「浅田家」から生まれた話題の映画が、いよいよフランスで劇場公開へ。前半はそんな異色の家族写真の撮影の数々、後半は写真家の主人公が東日本大震災後に写真洗浄と返却ボランティアに参加する様子 [...]
シネマ:「Nos soleils」農民の受難、家族のひと夏。 2023-01-16 パリで遊ぶ舞台・映画 0 フランスでは近年、農民の受難を描く映画(『Petit Paysan』(2017年)、『Au nom de la terre』(2019年))が注目を集めた。そして2022年はお隣の国スペインから、立て続けに同テーマの秀作が誕生。東京国際映画祭最高賞を受賞したロドリゴ・ [...]