〈みんなのためのデザイン – PrisunicからMonoprixへ〉展 2022-02-21 展覧会 0日曜営業パリ1区 プリズニック、モノプリのデザイン モノプリは、ちょっと特別な位置付けの店だ。普通のスーパーとは違ってパッケージの趣味がよく、デザイナーとのコラボ商品など「これを買ったら生活が楽しくなりそう」と思わせるものが多い。 パリ装飾美術館で、プリジュニックとモノプリのデザイン展が開催中だ [...]
HEY! Le dessin 海外で初展示、日本の死刑囚のデッサンも。 2022-02-04 展覧会 0日曜営業パリ18区 モンマルトルの丘の麓に、アール・ブリュット (アウトサイダー・アート)、大衆芸術、幻視芸術など美術界の主流から外れた創作を展示する美術館がある。そのアール・サン・ピエールで30ヵ国112人の作家の、主にデッサンを集めた大規模な展覧会 “HEY! Le Dessin& [...]
おいしい!を科学する饗宴 (Banquet) 展。 2021-12-01 展覧会 0日曜営業パリ19区 フランス料理がユネスコの無形文化遺産に登録された10周年で、「食」をテーマにした展覧会は数々あれど、さすがは科学産業博物館。遊びながら食を科学的に学べる展覧会です。 国立農学研究所や人気シェフ、ティエリー・マルクスと化学物理学者ラファエル・オーモンも展覧会企画に参加。彼らは共に [...]
「異邦人、ピカソ」展。 2021-11-20 展覧会 0日曜営業パリ12区 今年度のフェミナ賞をエッセイ部門で受賞した、アニー・コーエン=ソラルの新著(『Un étranger nommé Picasso / 仮題:ピカソという名の異邦人)を元に、国立移民歴史博物館が野心的な展覧会を開いた。コミッショナーはコーエン=ソラル自身。20世紀を代表する偉大な [...]
自然史博物館の没入型8Kデジタル映像(香りつき)で大自然を楽しむ。 2021-10-29 展覧会 0日曜営業こども向けパリ5区 L’Odyssée sensorielle 自然史博物館(パリ植物園内)で、没入型デジタル映像展示「L’Odyssée sensorielle 感覚の冒険の旅」が大人気。まだ見る機会の稀な8K映像(フルハイビジョンの16倍の解像度!)を駆使、音響と「香 [...]
シュルレアリストたちの反植民地運動と、現代アフリカ美術家の展覧会。 2021-10-27 展覧会 0 Un.e Air.e de famille 家族の類似(場所) サン・ドニ市のポール・エリュアール歴史美術館で、シュルレアリストたちの反植民地運動を縦糸に、現代アフリカ女性美術家の作品を横糸にして構成した展覧会を開催中だ。同じ展示室で、シュルレアリストたちの資料と現代アフリカ [...]
「ジャン=ポール・ゴルチエによるCinémode」展 2021-10-18 展覧会 0パリ13区 女性の進化と男性の”オブジェ化” 映画とモードの関係をひも解く展覧会が、パリ・シネマテークで開催中だ。その名も 「ジャン=ポール・ゴルチエによるCinémode」。ゴルチエ本人がキューレーターを務める。2020年春夏オートクチュールを最後にデザ [...]
ジョージア・オキーフ - フランスでは初の回顧展。 2021-10-11 展覧会 0パリ4区 Georgia O’Keeffe - ジョージア・オキーフ 日本では有名だが、フランスでは意外に知られていないのがジョージア・オキーフ(1887-1986)だ。このフランス初の回顧展では、若い頃から晩年までの彼女の肖像をスライドで大写しにし、彼女自身の言葉をちりば [...]
ジュ・ド・ポーム美術館で、MoMA所蔵名作写真展。 2021-10-04 展覧会 0日曜営業パリ1区 ニューヨーク近代美術館 (MoMA)が、コレクターのトーマス・ヴァルターから購入した350点以上の写真の中から230点をフランスで初公開。 主体は両大戦間の欧州と米国の写真で、実験的な前衛写真が多い。欧州のものではバウハウスの教授と学生の作品が興味深い。教授だったモホリ=ナジ・ [...]
MAC Lyon|現代女性作家展 2021-10-03 展覧会 0 リヨンの現代美術館が開催する現代女性作家展。ビデオ、写真、彫刻、デッサンで構成されているが、これほど揃って質が高いのは珍しい。クリスティーヌ・ルべは研究者らと協力し、廃れた漁師歌の復活といった人類学的な主題を自らのデッサンをもとにアニメビデオにした。ヤスミナ・シビックは、欧米の [...]