アライアが世界的クチュリエ、アライアになる前のこと。 2022-04-27 展覧会おすすめスポット 0パリ4区 Alaïa avant Alaïa 先月オープンしたディオールの大きなミュージアムと対照的な、小さなアライア財団の展示室はマレ地区、BHVから歩いて10秒ほどのところにある。クチュリエのアズディン・アライア(1935-2017)は1987年、ここにアトリエを構えた。コレクシ [...]
UNI ・E・S PAR LE FEU / 火で結ばれて 2022-04-17 展覧会 0 難民の仏滞在を著作権で保障する。 芸術家のメガーヌ・ブラウエルさんは、子どもの頃、夜中に庭の木に放火され、住んでいた宿舎が火事になった経験をした。長じて芸術家になり、使われていない建物を占拠して生活する難民とその子どもたちを支援する活動をマルセイユで行っていたとき、その建物が火 [...]
ルーアンで〈触って鑑賞〉する彫刻展。 2022-04-16 展覧会 0散策 L’art et la matière, prière de toucher 一般に「芸術品には触るのはNG」が美術館のルール。だが、その逆を行く展覧会がノルマンディー地方ルーアンの美術館で開催中だ。「芸術と物質、触ってください L’art et la [...]
フィンランドの巨匠、ガレン=カレラ「神話と自然」 2022-04-09 展覧会 0パリ8区 Gallen-Kallela, Mythes et nature アクセル・ガレン=カレラ(1865-1931)は、フィンランド近代絵画の巨匠だ。印象派、自然主義、象徴主義の影響を受けた。この展覧会では、その中でもフィンランド神話「カレワラ」を中心とした象徴主義的な作品と風景画 [...]
ディオールの世界を堪能できる「La Galerie DIOR」オープン。 2022-04-03 展覧会パリの散策スポット・お店 0パリ8区 モンテーニュ通り30番地といえば、1946年にクリスチャン・ディオール(1905-57)がオートクチュールのメゾンを立ち上げた場所。1947年、この新生メゾンのサロンで発表された最初のコレクションは、戦時中のいかつい肩の上着、ストンとした膝丈のスカートなどから一転して、肩やバス [...]
「パリ20年代のパイオニア(女性)たち」展。 2022-03-20 展覧会 0パリ6区 Pionnières – Artistes dans le Paris des Années folles – リュクサンブール美術館は昨年から、3回立て続けに女性芸術家の展覧会を開催している。昨年夏は1780年から1830年の女性画家がテーマだった。昨 [...]
「星の王子さま」パリで初の原画展 2022-03-14 展覧会 0 Exposition “A la rencontre du petit prince” 「星の王子さま」は、6歳の時に描いた象を飲み込んだボアの絵が誰からも理解されなかったため、画家になることを諦めた飛行士のモノローグから始まっている。作者のアントワーヌ・ [...]
歌って踊れる『Douce France』展 ー マグレブ移民と音楽 1960〜2000年。 2022-03-13 展覧会 0パリ3区 「Douce France 優しきフランス」はシャルル・トレネがドイツ占領下にあったフランス国民を慰めた歌として有名だ。が、紹介する展覧会のタイトルはトレネの歌と直接には関係ない。展示名は、ロックグループ「Carte de séjour」がトレネの歌をライ調にアレンジし、ボーカ [...]
シャネル 「le19M」で、刺繍に挑戦してみた。 2022-03-07 展覧会パリから行ける街 0パリ19区 ガブリエル・シャネルが生まれたのは19日(8月)。それにちなんで命名された香水が「N°19」。そして今年1月、パリ19区に、シャネル傘下にある11の工房を集結させた 「le19M」がオープンした。パンタンにあった刺繍などのアトリエもここに集め、世界最高峰の職人さんたち600人近 [...]
世界屈指のアートギャラリーをパンタンに訪れる ー Thaddaeus Ropac。 2022-02-21 展覧会パリから行ける街 0特集記事 殺風景なパンタンの国道沿いに、2012年、展示面積2000平方メートルの巨大なアート空間が出現した。19世紀の金物製造工場を改装した、現代美術のギャラリー「タデウス・ロパック」だ。国際美術市場の調査やネットオークションを行うサイト「アートネット」から、世界の14メガギャラリーの [...]