「ムーミン」生みの親、トーベ・ヤンソン作品展。 2023-10-19 展覧会パリで遊ぶ 0パリ11区 「House of Tove Jansson トーベ・ヤンソンの家」 会場に入った途端、目を細めておいしそうにタバコを吸う短髪の女性の肖像が目に入る。ムーミンの生みの親として世界的に有名なトーベ・ヤンソン(1914-2001)の自画像だ。絵画、イラスト、小説、舞台装置、衣装まで [...]
オランジュリー美術館で「モディリアーニ、画家と画商」展 2023-10-15 展覧会 0 Amedeo Modigliani / Un peintre et son marchand モディリアーニはパリに来てブランクーシと出会い絵画から彫刻に転向したが、1914年ポール・ギヨームと出会い、再び絵を描くようになった。ギヨームはモディリアーニのためにモンマルトルにア [...]
【展覧会】オルセー美術館で、ルイ・ジャンモ「魂の詩」展。 2023-10-05 展覧会 0 Louis Janmot – Le Poème de l’âme 今秋パリでは超大物画家の展覧会が続くが、シーズンの幕開けには、19世紀の詩人・画家ルイ・ジャンモ(1814-1881)の展覧会を紹介したい。敬虔なカトリックで、カトリック精神に基づいた長編 [...]
ユダヤ人迫害の歴史を伝えるボビニー駅がメモリアルに。 2023-09-17 展覧会 0 Ancienne gare de Déportation de Bobigny パリ北東の郊外ボビニーにある、第二次世界大戦中にユダヤ人を強制収容所に送るために使われた駅がメモリアルとして公開された。フランスでは対独協力政府のもと、1942年から44年までの間、約7万5千人 [...]
【展覧会】”Figurations. Un autre art d’aujourd’hui “具象画が再認識される時。 2023-09-11 展覧会 0 “Figurations. Un autre art d’aujourd’hui” 「具象画は抽象画の影に隠れてしまったかのように見えるが、再認識され始めている」と、美術誌「コネサンス・デ・ザール」の編集ディレクターで美術評論家のギイ・ボワイエは言う。彼 [...]
移民史博物館、展示内容が大幅に変わって再オープン。 2023-08-24 展覧会 0日曜営業パリ12区 パリ12区のポルト・ドレ宮にある移民史博物館が3年を費やした工事を経て常設展会場を改変し、6月半ばに再オープンしたと聞いて、行ってみた。 ポルト・ドレ宮は、当時の植民地帝国フランスの威厳を誇示する1931年の国際植民地博覧会(940号参照)のために建設された。アルベール・ラプ [...]
ル・コルビュジエ「サヴォア邸」でペトロヴィッチ展 “Habiter la Villa”。 2023-08-21 展覧会パリで遊ぶ 0 ル・コルビュジエと、彼のいとこピエール・ジャンヌレが設計した 「サヴォア邸」。この20世紀建築の傑作とされる邸内で、フランソワーズ・ペトロヴィッチ(1964-)の絵画・彫刻展が開催中だ。 ペトロヴィッチは、この年頭には国立図書館、現在開催中のロマン派美術館での展覧会、オービュ [...]
【expo】アングル |芸術家と(彼を庇護した)王子たち 2023-08-17 展覧会 0 Ingres, l’artiste et ses princes 19世紀フランス新古典主義の巨匠、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル(1780-1867)の成功の裏には、オルレアン公爵家の王子たちの支援があった。それをコンデ美術館所蔵の作品を中心に見せる趣旨なのだが、ア [...]
【彫刻】ルネ・イシェ(1897-1954) : 闘う芸術 2023-08-15 展覧会パリで遊ぶ 0リール René Iché (1897-1954): l’art en lutte 第一次世界大戦が終わって人々が自由を取り戻し「狂乱の時代」と呼ばれた1920年代。パリでは芸術家たちが人々の注目を浴びるスターとなっていた。モンパルナスでは藤田嗣治、ヴァン・ドンゲン、モディリアニなど「 [...]
(会期延長)世界10都市巡回『ラムセスとファラオの黄金』展、ラ・ヴィレットで。 2023-08-14 展覧会 0 Ramsès & l’Or des Phararons 昨年は、エジプト学の始祖、シャンポリオンのヒエログリフ解読200周年を記念し、フランスでエジプト展が続いたが、本展はエジプト政府の後援のもとで世界10都市を巡回する、全く別の展覧会だ。 会場が美術館で [...]