バーバラ・ヘップワース Barbara Hepworth

Barbara Hepworth Pelagos 1946 Tate Barbara Hepworth © Bowness Photo © Tate

バーバラ・ヘップワース(1903-75)は、20 世紀イギリスを代表する彫刻家の一人。フランスではあまり知られていないが、本展で魅力を発見する人が多いはずだ。

王立美術学校などで学び、第2次世界大戦中は、イギリス西南端のセント・アイヴスにある芸術家コミュニティーで主導的役割を果たした。荒々しくも美しい自然に魅せられて、1949年から亡くなるまでこの地で制作した。

ヘップワースは木や石にノミを当てて直接彫る。そうしてできた滑らかな大理石や木の肌は、触って彫刻と一体化したい欲求を起こさせる。抽象的な形の中には動きが感じられる。セント・アイヴスの自然の中に置いた彫刻は、自然と一緒に動いているかのようだ。ギリシャ語で「海」を意味する 「ペラゴス」(写真)は波の泡が奏でる音楽かもしれない。

躍動する線のデッサンも素晴らしい。「自分にとって彫刻とは、生きていく意志の確認」という彼女の気持ちが伝わる、見た後に爽快感が残る展覧会だ。(羽)


ロダン美術館

Adresse : 77 rue de Varenne, 75007 Paris
URL : http://www.musee-rodin.fr/
3月22日(日)まで。月休 10h-18h30。12€/9€。

 

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