クルジェットは、一年中、八百屋に並ぶようになったが、なるべく小さいもの、表面につやがあるものを選びたい。和風ならテンプラとか、さっとゆでてからゴマ和えにするとうまいが、今回は鶏肉やカシューナッツと炒め合わせる中華風。
まず鶏のもも肉は骨からはずし、皮ごと小さく切り分けてボウルに入れ、塩、コショウ、酒を振りかけて混ぜ合わせ、30分ほどおいておく。皮が苦手な人はささ身を使うと簡単だ。
カシューナッツをフライパンにとり、それがかぶるくらいの油を入れて、弱火で軽く色が付くまで揚げたら、クッキングペーパーに広げて、油気を切っておく。
ピーマン、水煮缶詰の竹の子は小さく切り分ける。クルジェットは皮付きのまま二つに切り分け小さく乱切りにする。長ネギとショウガはせん切り。
大きなフライパンか中華鍋に油をとり、強火で、まずピーマン、竹の子、クルジェットを炒めはじめる。次に長ネギとショウガを入れる。クルジェットに歯ごたえが残る程度に炒めたら、いったんとり出す。フライパンは洗わず、鶏肉を入れて炒める。鶏肉の色が変わったら、野菜を戻し、合わせておいた調味料を加えて混ぜ合わせ、最後に揚げておいたカシューナッツを加えればでき上がり。こんなふうに炒めたクルジェットのおいしいこと!(真)
4人分 :
鶏のもも肉300g、カシューナッツ100g、クルジェット3本、緑ピーマン半個、竹の子適量、長ネギ半本、ショウガ小指大、油、酒、塩、コショウ。
合わせ調味料:しょう油大さじ3杯、酒大さじ3杯、オイスターソース大さじ2杯、水大さじ4杯、片栗粉小さじ1杯