12月18日 21h30-
Erik Satie & jazz – Les 100 ans de sa disparition

ユニークな作曲家エリック・サティが亡くなって今年でちょうど100年。サックス奏者の仲野麻紀は、『白いサティと不透明な音楽 2025 』という不思議な名前のプロジェクトで、今秋日本をまわって大好評だった。共演者は、ギリシャをルーツに持つピアニスト、ステファン・ツァピスとドイツ人チェロ奏者、カールステン・ホシャフェルで、仲野麻紀同様にジャズを心の片すみで意識しながらも、クラッシックや民俗音楽をふくめての広い音世界をさぐっているミュージシャンたちだ。

サティの音楽は、どちらかというと寡黙で親しみやすいテーマが、和声でおおわれたりせずに、軽妙な語りかけるような調子で歌われていく。どこか仲野の音楽性と交わるところがあり、彼女はかなり前からサティの曲にひかれていたという。今回のパリ公演もツァピスとホシャフェルが加わったトリオ。サティの名曲『ジムノペディ』や『グノシエンヌ』が、どんなふうにアレンジされて展開されていくのか、大いに楽しみだ!今年になってリリースされた、ギター奏者ヤン・ピタ―ㇽほかとの共演によるサティ集のLP*もおすすめ。(真)

* 29€。試聴および購入はopenmusic-ky.bandcamp.com/album/eriky-satie

Sunside
Adresse : 60 rue des Lombards , 75001 Paris , FranceTEL : 1er M°Châtelet www.sunset-sunside.com
アクセス : Châtelet
URL : https://www.sunset-sunside.com/concert/erik-satie-jazz-les-100-ans-de-sa-disparition/
25€(予約は早めに!)/ 15€(25歳未満)
