今週末、フランス全国で15年目となる「みんなオペラへ!」が開催される。より多くの人にオペラを知ってもらおうと劇場が門戸を開放する日で、劇場の見学ができたり、リハーサルの見学、リサイタルが開かれる劇場もある。
また、今年のテーマは「アトリエに注目!楽器づくりから舞台芸術まで」で、楽器、衣装、かつらなどを製作する職人さんたちの仕事を見られる劇場もある。
以下、パリのオペラ劇場だけ、プログラムを簡単にご紹介。
他都市のプログラムはこちらから
www.tous-a-lopera.fr/TOUS-A-LOPERA/programme-edition-2022.aspx
▶︎バスティーユ・オペラ座
5月7日(土)10h – 16h30 : Comment se fabriquent les instruments
パリのバスティーユ・オペラ座のパブリック・スペースでは、楽器製作工房(ギター、バッスーン、オーボワ、弦、パーカッション、コード、ピアノフォルテ、ギター、クラヴサン、ヴァイオリン、ピアノ、フルート、管楽器)の職人さんたちが楽器を展示。年代ものも、新しいものも見られるようだ。
Opéra de Paris Bastille
122 rue Lyon – 75012 Paris
▶︎ガルニエ座
5月7日(土)10h – 16h30 :Visite des espaces publics du Palais Garnier
劇場見学(パブリックスペースのみ。正面入り口からアクセス)
5月7日(土)10h – 12h30 / 14h30 – 16h30 :Atelier Costumes d’Opéra
衣装アトリエ:オペラの衣装をまとって写真を撮ってみよう。
オペラ・ガルニエ内、Rotonde du Glacierと呼ばれるスペースで。
5月7日(土)10h – 12h30 / 14h30 – 16h30 :Perruques et coiffes d’époque
かつら職人さんたちも、この日はパブリックスペースにかつらを展示。昔のかつらの作り方などを教えてもらえる。
ガルニエとバスティーユの詳細は → www.operadeparis.fr/actualites/tous-a-lopera-edition-2022
▶︎オペラ・コミック
5月6日(金)19h30 :Répétition scénique piano de La Périchole
オッフェンバック作「ラ・ペリコール」のリハーサル見学(※要予約、無料)
ヴァレリー・ルソール演出、ジュリアン・ルロワ指揮。
5月7日(土)10h – 11h30 :Atelier Little io « Carmen à travers tous les arts »
家族で楽しめるアトリエ(子どもは6歳以上向き)。(※要予約、無料)
ビゼーのオペラの主人公、セヴィリアの女カルメンを、メリメ、マネ、ピカソ、ロラン・プチ、チャーリー・チャップリンらの作品を通して知る。
5月7日(土)10h30 と 11h30 | Leçon de chant
オペラ・コミックのレパートリー曲のアリアを歌うレッスン!(40分、要予約、無料)
Opera Comique : Place Boieldieu • 75002 Paris
https://www.opera-comique.com/fr/