ラマダンのごちそう、スパイスの香りがきいたひき肉のブリック。

Brick à la viande et au fromage

 イスラム教徒のラマダン(断食月)は5月24日頃まで続く。日の出から23時過ぎの日没の祈りまで断食というのは大変だと思うけれど、それが終われば、テーブルいっぱいに並んだごちそうを家族や友人たちと囲む楽しい時間が待っている。そんなときに欠かせないのが、牛肉や羊肉のひき肉が詰まったブリック。今回はサモサのような三角形にして揚げてみた。

 まずフライパンに油少々をとって、みじんに切った玉ネギを炒める。それが透きとおってきたら牛のひき肉を加え、塩、コショウするのだが、ブリックの皮に塩味がついているので塩は控えめにしたい。シナモンとクミンのパウダー、カイエンヌペッパーをふたつまみ加える。木のへらでほぐすようにしながら5分ほど炒めたら、卵ときざんだパセリやコリアンダーの葉を加え、混ぜ合わせる。さいの目に切り分けたチーズも加えるのだが、今回はクリームチーズ、kiri を使った。混ぜ合わせていくと、余熱でチーズが溶けて肉にまんべんなく混じっていく。これで詰めものの準備完了。

 丸いブリックの皮を二つに切る。半円を描いている側を中に折り込んで長方形に近い形にする。端に詰めものを大さじ1杯ほど置き、折り畳んでいって三角形にする(イラスト参照)。はみ出ている部分は、揚げていくと皮が自然にくっついてしまうので、包丁で切り落とすだけでいい。フライパンに油を深さ2、3センチほど入れて熱くし、畳み終わったブリックを、まず皮を切り落とした側が下になるよう入れて揚げる。きつね色になったところでひっくり返し、もう片側にもきれいな色がついたらとり出し、キッチンペーパーを敷いた天板などに並べていく。

 すべて揚げ終ったら大皿に盛りつけ、レモンを添える。フォークとナイフを使うとカリッと揚がった皮が粉々になってしまうので、指をぬぐうためのキッチンペーパーを用意して、つまんで味わいます。(真)

約20個分:ブリックの皮10枚、牛のひき肉250g、玉ネギ1個、卵1個、クリームチーズ60g(kiriなら3個)、パセリかコリアンダーの葉適量、シナモンとクミンのパウダーそれぞれ小さじ半杯から1杯、カイエンヌペッパー、油、塩、コショウ

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