ドビュッシー生誕150年を記念し、音楽家、画家、彫刻家、作家、詩人、メセナたちとの幅広い交流を、絵画、写真、アールヌーヴォーの作品、当時流行していた浮世絵などから見せる。マラルメの詩から「牧神の午後」を作曲。その曲でニジンスキーが踊ったが、彼はルーヴル美術館のギリシャの壺の絵から振り付けのヒントを得たという。それを想起させる壺も出ている。「音楽と同じくらい絵が好き」と言ったドビュッシーの周りにいたモーリス・ドニ、ドガ、ルドンなどの作品も展示されている。小さいが、見ごたえがある展覧会だ。
6/11迄(火休)。
オランジュリー美術館:
コンコルド広場(チュイルリー公園内)