マン・レイのアシスタントとなってパリで写真技術を学び、ジョイス、コクトーなどの芸術家の肖像写真で成功を収めたアボットは、再開発が進むNYに魅せられ、世界恐慌の年にパリを捨ててアメリカに戻った。そこで建設中の建物や、古さと新しさが共存する魅力を撮った。その後はマサチューセッツ工科大学に招かれて物理学の写真を(しかも芸術的に)撮ったり、アメリカ東海岸を旅して、町と人々を撮ったりと、まったく違う人の作品ではないかと思わせるほど幅の広い仕事をした。
4/29迄(月休)。
Jeu de Paume :
コンコルド広場(チュイルリー公園内)