セーヌの闇に、うごめき潜む怪物たち。

 この巨大魚! なんとパリ中心部のセーヌ川で捕獲されたのだ。正体は世界最大の淡水魚といわれる、ヨーロッパ大ナマズ。最大では体長3m、体重150kgに達するとか。あわや岸から転落しそうになりながら30分にもおよぶ格闘の末、大人4人がかりで引き上げに成功。 
 見事つり上げた名人KS氏によると、産業革命以降のパリの大都市化で破壊されたセーヌ川の生態環境だが、近年サケの遡上が確認されるなど、徐々に浄化が進み、生息魚種も増えているとのこと。日中や夕暮れ時はペルシュやサンドルなどが釣れ、日没後から深夜にかけては、コイやナマズ。夜間の釣りはコイ釣りのみ許可されているのだが、特製のエサをキャスティングして、ひたすら待つ「ぶっこみ釣り」といわれるコイ釣りのスタイルは、のんびり川面を眺めながらの最高に贅沢な夜遊び。通りがかりの人々からは、ひっきりなしに「食べるのか?」「セーヌに魚がいるのか?」と質問攻めに合うが、過去に釣り上げた怪物たちの写真を見せれば、一様に驚嘆の表情。ポリスコントロールもあるので、きちんと釣り許可証を購入して、夜釣りはコイ釣りに専念。さて、今夜はどこでサオを立てようか。(高)
La Fédération Nationale de la pêche en France (FNPF)(フランス漁業連盟) : 
パリ、イル・ド・フランスで釣りが可能な許可証は年間65€、ほぼフランス全土で可能なものは年間85€。細かい規定もあるので、しっかり確認しよう。
Carte de pêche entente halieutique du Grand Ouest 
パリで有効な釣りライセンスは1日券からあり、サイトで購入可能。

La Maison de la Mouche Dubos
1 bd Henri IV  4e   01.4354.6046
毛針の品揃えは必見!  川釣りの魅力が詰まったすてきなお店。釣り許可証の購入も可能。長谷川さんによるフライフィッシング教室(金・土 35€〜)も。  
火〜土 10h-19h30。
French Touch Fishing :
9 rue Taylor 10e
よく釣れると評判の日本製ワーム(疑似餌)の販売の他、名人フレッドさんによる釣り大会の主催など、積極的にパリの釣り普及に尽力。
ルアー・フィッシング大会の情報は下記のサイトに。

- 日曜営業 - 祝日営業 - 22時以降営業