Les lois de la famille

 2004年に『Le fils d’Elias 僕と未来とブエノスアイレス』というチャーミングな作品(ベルリン映画祭で審査員特別賞と銀熊賞を獲得)で話題を呼んだアルゼンチン人監督ダニエル・ビュルマンが、父子関係を描きだす。弁護士の父と法律家の息子。意識しまいと思っても、親と同じ職業を選んだからには「子は親を超えられるか?」という問いがつきまとう。『僕と未来…』にも主演し、今回息子役を演ずるダニエル・エンドレールが相変わらずとてもいい。無言のうちに理解しあえるのが親子だという人もいるけれど、本当にそうだろうか? 後悔する前にいろんな話をしておきたいなー、と思う。そんな作品。(海)