Le Bressan — 鶏を食べに名産地ブレスへ出かけよう。

 鶏料理といえば最高級とされるのがブレス鶏。その憧れの鶏を食べにブレスへ出かけた。観光の目玉であるブルー修道院の前には、名物の鶏料理を得意とするレストランがズラリ。ガイドブックで紹介されている大半がここにあるのだが、観光客相手という印象は否めない。ということで、街なかにある、より庶民派の店に足を運んだ。日曜も営業しているし、価格もぐっとお手頃だ。
 ここでは鶏料理もモリーユ茸添えなど数種選べるし、それ以外にも、特産のコイやエスカルゴ、カエルなども食せる。さんざん迷った挙げ句、本日のおすすめ料理から鶏のブレシェ・ニンニク風味(10
)と、活カエルのパセリ風味(17)を注文。ワインはせっかくブルゴーニュに来たのだからとサントネーをハーフボトル(19)で頼んだ。
 ブレシェとは、鶏肉の首と背中の間のふたまたに分かれた胸骨の部分。手づかみでかぶりついてよいとのことで、おしぼりが一緒についてきた。ニンニクが効いていて食欲を誘う。皮がついていないので味は思ったよりも淡白だ。フライドポテトとサラダが添えられて、ボリュームたっぷりの上にバランスもいい。
 図らずもカエル料理もニンニク風味のうえ、2本脚のモモの部分をかぶりつく料理だった。冷凍ものでないためか、通常出回っているものより小ぶりで、胴体の部分もちょっとついている。もとの姿を想像しやすいので、苦手な人も多そうだが、旨いもんはやっぱり旨い。皿いっぱいの量に戸惑うが、実際に食べられる部分は少ないし、魚に近い軽い食感で、レモンを搾ればさらに食べやすく、いくらでも食べてしまえるおいしさだ。
 昼に食べてえらく気に入ってしまったフロマージュ・ブランの生クリーム添え(4
)をここでもデザートに頼む。帰りのTGVの時間を気にしつつ、おい しいご飯に満足の夕べでした。(月)

34 rue de la Republique 01000 Bourg-en-Bresse
04. 7423.5524 火休