バウムクーヘンを手作り

Baum Kuchen

ドイツ語でbaum 木の kuchen お菓子 というこのケーキ。木の棒に生地を巻き付けて焼くところから、またはその切り口が樹木の年輪のようになることからその名が付いたそうだが、意外にもその原形は、フランス南西部に伝わるgâteau Pyrénées(あるいはgâteau à la broche)だそうだ。

誰もが好きなバウムクーヘン。その割には手作りする人はあまりいないが、実は少々手間はかかるが作り方は簡単で、野外でも作れるワイルドなお菓子なのだ。

野外で作るなら、手頃な太さと長さの竹の棒を用意したい。かなり熱くなるので空気穴をあけた、長めのものを用意しよう。

右記の要領で生地を準備したら、<焼き>を開始。屋外ならバーベキューグリルや、炭火の直火で、屋内ならガスコンロや電気グリルなどで焼けばよい。竹に生地を塗ったら、なるべく落とさないようにぐるぐる回しながら焼くだけ。自分でもうっとりするような、しっかり年輪の入ったバウムクーヘンが焼き上がるはず。

パウンドケーキの生地のように、バター、小麦粉、砂糖が同量なのが基本だが、砂糖、バターを少なめにしたレシピがおすすめだ。香りづけにラム酒やコニャック、またはバニラビーンズで香りをつけた牛乳少々や蜂蜜を入れてもいい。アーモンド粉を入れたリッチな食感のものは、ガトー・ピレネー風。eau de fleurs d’orangerを加えたら、ガトー・ア・ラ・ブロッシュ風になる。配合は好みで変えられるので、いろいろ試して自分なりのバウムクーヘンを見つけてはどうかな。(月)

小麦粉75g、コーンスターチ75g、バター125g、砂糖125g、卵5個

 

 


 

 

●gril/barbecue électrique

最近デパートで見かけるようになった電気バーベキューグリルは、便利な調理道具の一つだ。テーブルにいながら調理できるし、肉や野菜がおいしく焼けるのでおもてなしにも便利。肉や魚の脂が下に落ちるので、グリルの下にある受け皿には必ず水を張ること。フランス人は、普通このグリルで骨付きの牛肉やバーベキュー用に準備された串焼き、ソーセージなどを焼くが、焼き鳥も抜群においしく焼けるので和食好きな友人が集まったときなど、ぜひトライを。価格はだいたい50ユーロ前後。

 

 

●Gâteau Pyrénées/gâteau à la broche

バウムクーヘンの原形といわれるのが、フランスは南西部、ガスコーニュ地方で作られている菓子「ガトー・ピレネー」。またの名を「ガトー・ア・ラ・ブロッシュ」ともいうこの菓子だが、これらは山小屋などの大きなかまどでダイナミックに作られるお菓子だ。

例えば、レシピの一例を示すと、バター1kg、小麦粉1kg、卵30個、砂糖1kg、オレンジ花水150cc、オレンジ皮1個、塩4gと、これでケーキ1つ分なのだからなかなか豪快!

形は、竹輪のように太さが均一のバウムクーヘンとは少々違い、縦に置いた場合、クリスマスツリーのように、先端は細く、下がどっしりと厚くなっているのが特徴だ。表面もツリーのようなでこぼこがある。

入手方法は現地で手に入れるか、ネットなどで通販するかだが、クリスマスシーズンになると、各地で開催されるクリスマスマーケットの出店で販売されることもあるようだ。


 

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