Epicerie de Loïc B×Duralex

「デュラレックス」のカフェがオープンした。テレビの食リポーター、ロイック・バレさんが全国を取材しながら出会った厳選の食品を扱うエピスリーに、国民的ガラス食器メーカー、デュラレックスのコーナーが置かれている。朝はカフェ、昼以降はテーブルが3つ置かれたテラスと、店内のカウンター席で軽食がとれる。チーズとハム盛り合わせ(2人分)は28€。カウンター内でさっと茹でるラビオリが8€。カウンターのムッシュの真似をしてハムサンドをとると、ハムが150gほどもありそうな手応え (6.5€)。パリ首都圏で飼育された豚のハムを使っているという。
スパイス、ジャム、焼菓子なども販売するが、ハム・サラミ、チーズなどは、好きな量を切ってもらった値段に2.5€追加でイートインが可能。ワインはグラスで4.8€、ボトルならボトルの値段に8.5€追加となる。
サンドイッチにかぶりついている間にも、何人かコップを買う客がいた。「1945年から、どこの家庭にもあったものだからなつかしいわ! 毎日、水もワインもこれで飲んでいましたよ。学校でもね」と、定番モデル「Gigogne」の透明を4つ買っていた。デュラレックスが倒産寸前で、社員が出資・経営者となる生産協同組合として再出発したのは昨夏のこと。それが定番商品のカラー版やエスプレッソのカップほか新製品で売り上げを323%アップさせた。これからも、皆で大切にしたいブランドだ。(六)


Epicerie de Loïc B×Duralex
Adresse : 7 rue Sedaine, 75011 Parisアクセス : M° Breguet Sabin
月休、火水10h30-19h、 木金土-19h30、日10h30-14h
