
ヴォロディミール・ゼレンスキー=ウクライナ大統領は、3月23日午後3時から、フランス国会、フランス国民に向け10分ほどのビデオ演説を行った(国会の上下両院議長ふたりの挨拶が5分!ほど続いた後)。
「あなた方に、どうしたら戦争を止められるか、平和をもたらせるか、質問したい。でもその答えはあなたたちの手中にあります」と演説を始め、犠牲となったウクラウナ国民のために一分間の黙祷を議員たちに促した。
「攻撃を受けたマリウポールや他の都市は、ヴェルダンの廃墟を思わせる」と、第一次世界大戦中に激戦地となったフランス北部の町ヴェルダンに比較しつつ、ロシア軍の無差別攻撃を非難。
また、ロシアから撤退していないフランス企業を名指しで撤退を促した。「ルノー、オーシャン、ルロワ・メルランなどのフランス企業はロシア市場を撤退し、ロシアの戦争という機械のスポンサーであることを止めてください。子どもや女性を殺すための出資を停止しなければなりません。価値は、利益よりも価値があるのです。」
最後に、昨年亡くなったフランスの俳優ジャン=ポール・ベルモンドの名を出し「ウクライナにおいていかなる命も危険にさらされることがあってはならない。爆弾の下でさようならを言うなど、あってはならないのです。フランスがベルモンドさんに「さようなら」を言ったように(きちんと)言えるようでなければいけないのです」と括った。
あす3月24日開かれるNATO首脳会議でも、ゼレンスキー大統領はビデオで演説する予定。
