環境汚染企業と政府の結びつきを告発

EDF前のヴィオレットさん。

 4月19日、パリのラ・デファンスの大企業3社と環境省の建物の入口が占拠された。占拠を主催したのはグリーンピース、地球の友、非暴力活動COP21(ANV – COP21)の環境3団体で、2030人が参加した。理由は「気候変動への緊急対策を訴えてデモや署名運動をしてきたが、政府は聞く耳を持たない。それどころか、大企業優遇政策を行い、2016年からの温室効果ガス再上昇に合わせて、各分野の排出量の上限を上げた」からだ。妨害を危惧して場所は直前まで秘密だった。

 ラ・デファンスを選んだのは、ここにオフィスを構える環境汚染企業と政府がフランスの環境政策を作っているからだという。グリーンピースのクレマン・セネシャルさんは、「政府と汚染企業の関係を弱めるためのアクション」と説明した。活動家たちは「汚染企業の利益を擁護するマクロンは汚染者の大統領」というポスターを石油トタル、電気EDF、ソシエテ・ジェネラル銀行、環境省の建物や道路に貼り、建物の入口を塞いだ。EDFの前にいたヴィオレットさん(66)は、5月革命世代で環境活動家歴50年。3団体の会員ではないが、抗議行動があることを知り、ボルドーから30人の仲間と貸切バスでやって来た。取り調べや逮捕も覚悟の彼女のような人たちが、この日のためにフランス全土から来ていた。(羽)


 

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