シャルリー・エブド事件の悲しみを超えて。「ティヌス賞」創設。

パリ郊外のモントルイユ市が、シャルリー・エブド襲撃事件で亡くなった風刺画家、ティヌスにちなみ、「ティヌス賞」を創設した。ティヌス(本名ベルナール・ヴェルラック)はモントルイユの住民で、地元の中高校生対象にデッサンのワークショップを行うなど、市の文化活動に積極的に参加していた。「事件の直後、市と遺族と住民がティヌスの葬儀を行い、翌年は音楽とアートで彼にオマージュを捧げました。そのとき、オマージュにとどまらず、彼の精神をポジティブに受け継いでいきたいという意向が、妻のクロエ・ヴェルラックさんと市から出て、賞を設けることになりました」と、同市の広報担当者、ジャン・ティロワさんは説明する。

賞は 「プロ」 と 「若者」 の2部門。プロ部門は18歳以上のプロの風刺画家が対象で、2016年にフランス語の媒体に発表した政治的風刺画を2月1日〜4月30日に送付して応募。若者部門は、18歳−25歳のモントルイユ在住者が対象で、「自由な芸術と文化」をテーマにしたデッサンを送る。プロの優勝者にはトロフィー、若者の優勝者には1000ユーロの賞金と、市の現代美術スペース 「116」で作品を展示する機会が与えられる。悲しみをアクションに変えて後継者を育てていくことが、テロに対する一つの答えになるだろう。(羽)


 

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