アニミズムが感じられる、内藤礼と井上織衣の展覧会。

   パリで開催中の2人の日本人アーティストの展覧会に共通するものを見た。ベネチア・ビエンナーレでのインスタレーションなどで知られる内藤礼と、パリ在住の井上織衣だ。  内藤は、小さな木のひとがたを彫って、広島の原爆で焼け […]

超難関・フランス名門映画学校の入学試験を追う。

『Le Concours』 卒業すれば、ほぼ全員が映画業界で職を得られる名門FEMIS。昨年は1048人が受験し、合格者67人、倍率は15倍超。監督コースに限ればさらに倍率は高い。本作はそんな国立映画学校の入学試験を追っ […]

Iconomania

保険会社「マイフ」が「マイフ・ソーシャルクラブ」という文化施設を1月にパリのマレ地区に創設した。オープニングを飾るのは、現代美術の敷居を低くした、誰もが楽しめる展覧会だ。現代社会における「像」とは何か、をテーマに15人の […]

ベルエポックの夢幻世界が広がるミュージアム

今回紹介するのは親・子・孫の三世代が一緒に楽しむのに理想的な場所。ベルシー地区の旧ワイン倉庫の門をくぐればベルエポックの夢幻世界。セピア色の写真から抜け出たような移動遊園地やミュージックホールの世界が眼前に広がっている。 […]

『 Moonlight』

映画界は賞レースの季節。米映画アカデミー賞(オスカー)8部門にノミネートされているバリー・ジェンキンス監督の『Moonlight』は、アカデミー前哨戦と言われる(ハリウッド外国人映画記者協会が選ぶ)ゴールデングローブ賞の […]

L’esprit du Bauhaus バウハウスの精神 

1919年にドイツのワイマールで創設され、1933年にナチスの台頭とともにベルリンで消滅したバウハウスは、建築、彫刻、絵画、舞台美術などを含む総合芸術の学校で、世界の芸術とデザインに計り知れない影響を与えた。バウハウスの […]

ポンピドゥ・センター40歳。

 1977年、1月31日に開館したポンピドゥ・センター。開館40年を記念して、2月4日と5日の週末には、パリとフランス北東部メッスのポンピドゥ・センター館内をはじめ、フランス全国40都市で、展覧会、パフォーマンス、コンサ […]

仏最大のパイプオルガンを聴きにサン・ユスタッシュ教会へ。

2/5、12など、日曜日。 レアールにそびえる巨大なサン・トゥスタッシュ教会には、最近修復された、8千本近いパイプを持つフランス最大のパイプオルガンがある。広大な空間を満たすその響きに触れたかったら、日曜の夕方に教会へ。 […]

James Blood Ulmer

2月4日(土) オーネット・コールマンのグループでも活躍した前衛ギタリスト、ジェームズ・ブラッド・ウルマー。その過激にうねるギターのサウンドは、あくまでブルースで、ぼくらのハートを直撃。やはり強力ギターのヴァーノン・リー […]

『ヒロシマ・モナムール』エマニュエル・リヴァ逝去

 1月27日、女優のエマニュエル・リヴァが癌のためパリで逝去した。89歳だった。    4年間の闘病生活を周囲にほとんど知らせぬまま、昨年の夏までアイスランドでスリラー映画『Alma』の撮影に参加。来る3月にはドミニク・ […]

CD : Comme à la radio, Brigitte Fontaine

音楽家、俳優、そして「Saravah」というレーベルの主宰者だったピエール・バルーが昨年末、82歳で亡くなった。ブリジット・フォンテーヌ、イジュラン、モラーヌ、アラン・ルプレストといったシャンソン界の新しい才能をサポート […]

2016年12月ポルナレフ緊急入院事件のまとめ

 単刀直入に言えば、ミッシェル・ポルナレフの最大の問題はメガロマニー(誇大妄想症)である。ほとんどの「スター」たちは並みにメガロであるが、ポルナレフは並外れている。常にピープル誌の一面に載っていないと気が済まないような。 […]