ノルマンディーと、印象派。

couv 4月16日から 《第3回ノルマンディー印象派フェスティバル》が始まっている。印象派発祥の地ノルマンディー地方の各地で、9月までさまざまな文化イべントが開催される。
1858年、ル・アーヴルの町で画家を志していた17歳のクロード・モネは、この町で画材店を営む外光派の画家ウジェーヌ・ブーダンに会います。34歳のブーダンは、クロード少年が描いていた似顔絵などを見てその才能を認め、クロードに風景を戸外で描くことを勧めます。これが光によって移り変わる色彩の表現を探求した印象派の画家モネの原点となったのです。
1974年、オペラ座近くのキャプシーヌ大通り35番地にあったナダールの写真館で、第1回印象派展が開かれ、モネを初め、ピサロ、セザンヌ、シスレー、ルノワール、ドガ、カイユボット、モリゾなどの仲間たちに加えて、ブーダンも参加しています。豊かな光にあふれるセーヌ河岸やノルマンディー海岸は、ブーダンやモネだけでなく、印象派の先駆となった画家たち、そして印象派の画家たちが、たくさんの作品を生み出す場所になったのです。(稲)

 

 写真・文  稲葉 宏爾(photos et texte, Koji INABA)


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