サンタに手紙を書こう。 2008-12-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 毎年ミラはサンタに手紙を送る。今まで住所はジルの両親宛にしていたが、最近はミラも字が読めるので、もうあまり好ましくないだろう。だが最近、フランスでは郵便局の粋なはからいで、住所は何でもいいからサンタ宛に郵便を出すと、ある地方の事務所にまとめられ、誰かが返事をしてくれるという噂を [...]
黒? 茶? グリーン? グレー? ブルー? 2008-12-01 ことば&からだ 0フランス語連載コラム ブルー、グリーン、グレー…。基本が黒か茶色という日本人の瞳の色に対して、フランス人の瞳の色の数は、まるで折り紙の色数ほどある。瞳の色の濃さは、光を調節する虹彩という部分で決まり、虹彩の色は、メラニン色素の量で決まる。メラニンには、肌や目を太陽光線に含まれる有害な紫 [...]
ミラは寝る時にパンツをはかない。 2008-11-17 パリの子育て・親育て 0連載コラム 先週のこと。「パンツはきついからイヤだなあ」。パジャマに着替えていた時、ミラが突然、「アンチパンツ宣言」をしてきた。寝る時にパジャマのズボンははくけれど、中のパンツは邪魔だからもういらないのだそうだ。「スカスカしてヘンじゃない?」と聞いたら、「ヘンじゃない。この国では誰もはかな [...]
バカンスが長くても、フランス人は爪をかむ。 2008-10-31 ことば&からだ 0フランス語連載コラム コリコリ、プツンプツン…フランス人はよく爪をかむ。彼らの爪は日本人に比べてやわらかく、爪の先端が伸びるととても白くなるのが特徴。また形は小さく、一般的に丸みをおびているけれど深爪の人が多い。女の人は、爪を整えるのにヤスリを使い、爪切りを使わない人も多い。それに比べ [...]
絵本を貸すことができなかった。 2008-10-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ミラの友だちのルーシーが、我が家に遊びに来た時のこと。彼女は本棚から絵本を見つけ、気に入ったので家に持ち帰りたがった。私はミラに「最近この本は読んでないんだし貸してあげな」と促した。すると、たまたま居合わせたジルが、「勝手に決めるな。ミラの意見を聞こう」と言った。そして結局、ミ [...]
「日焼けした肌がキレイだね!」 2008-10-01 ことば&からだ 0フランス語連載コラム バカンス明けの9月は、パリの街中に日に焼けた小麦色の肌が溢れ、「日焼けした肌がキレイ!」というのがサイコーのほめ言葉。10月になって日焼けも消えかけているけれど、今回はそんなフランス人の日焼け感を考察。 フランス人にとって日焼けは、立派にバカンスへ出かけていたという証拠、富の象 [...]
Bobo (ボボ 男性名詞) 2008-10-01 ことば&からだ 0フランス語連載コラム オヴニー紙上にも、「boboたちの界隈」、「bobo風カフェ」などと、最近よく登場する “bobo” だけれど、どんな人たちでどんな傾向なのだろう。しばらく前までは “bobo” といえば、”Il se plaint [...]
初めての林間学校。 2008-09-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム フランスには「コロニー・ド・バカンス」と呼ばれる子供の林間学校が盛んだ。長期の休暇時期に、市や民間団体が「乗馬」、「スキー」などさまざまなテーマの合宿を企画してくれる。友だちや兄弟と参加してもよいし、一人参加でもよい。親は参加しないので、多くの子にとって、初めて親元を離れる体験 [...]
健康で美しい肌というのはどんな肌? 2008-08-01 ことば&からだ 0フランス語連載コラム 日本人女性にとっては、限りなく白く、シミ・シワひとつなく、毛穴がまったく目立たない磁器のような、ツルツルの肌があこがれのようだ。それに反しフランス人は、こんな肌を、なんの経験も刻まれていない味けない肌と言い、そんな肌は、人生を楽しく生きてきている人にはありえないとまで言ったりす [...]
ネガティブ発言の理由は? 2008-07-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 数週間くらい前からか、ミラが急に自分をおとしめるようなネガティブ発言を多く口にするようになった。「私はかわいくない」だの「頭が悪い」などなどだ。私もジルも、ほめながら子育てをしている方だ。家ではほめられることが多いのに、学校では友だち関係で上手くいかなかったりと、ままならない人 [...]