はじめてみよう、フランス料理!㉘ 気がきいたおつまみを用意したい。 2024-11-23 野菜料理特選レシピ集魚料理フランスで暮らす肉料理デザート 0はじめてみよう!フランス料理 この連載の24回目で食前酒 apéritif(apéroとも略される)について書いたけれど、おつまみにamuse-boucheついて書くのを忘れてしまったようだ。それも少しは気がきいたものを用意すれば、ますます楽しいひとときになるだろう。 おつまみには、フォークやナイフ、 [...]
〈連載:ふつわ〉アボカドでアントレ2品 2024-11-15 野菜料理 0 売っているアボカドはまだ熟していないものが多いので、2、3日待ち、さわってみて少し柔らかくなっていたら食べごろだ。 最初はエビと組み合わせてみる。アボカドを2つに切り、大きな種をのぞき、切り口が変色しないようにレモンのしぼり汁をこすりつけておく。エビは、Picardなどの冷凍食 [...]
生地からつくれば、ピッツァ職人も顔負けのピッツァ・レジーナ! 2024-11-09 野菜料理フランスで暮らす 0 Pizza Regina 2年ほど前、市販のピッツァ生地でナポリ風をつくったが、今回は生地も自分でつくってレジーナを焼いてみた。 ほとんどのパン屋で売っている生イーストlevure de boulanger1個 (42g)を買ってきて、その半量の20gを、砂糖二つまみを加えた [...]
はじめてみよう、フランス料理!㉗ 効率よい手順を考えよう。 2024-10-15 野菜料理魚料理特選レシピ集肉料理フランスで暮らすデザート 0はじめてみよう!フランス料理 友だちを招き、アントレ、メイン、デザート、さらにはデザートの前にサラダなどという凝ったメニューにするなら、手順をしっかり考えてから調理にかかりたい。 最初にメインを決めると手順がよく見えてくる。肉を長時間煮こむポトフやブッフ・ブルギニョン、あるいはチキンや子羊のもも肉を1 [...]
〈連載:ふつわ〉シイタケのボルドー風 2024-10-05 野菜料理 0 フランスでもシイタケの栽培がすすんでいるのか、八百屋で見かけることが多くなってきた。もちろん和風に焼いたり、豚肉といためたり、鍋に入れたりすればいいのだが、今回は、セープ茸のレシピにならってボルドー風にしてみたのだが、これが正解だった。 付け合わせにするのなら、4人分でシイタ [...]
ハンガリーでの思い出は、パプリカの香り、グーラッシュ。 2024-09-29 肉料理 0 Goulash de porc hongroise もう10年以上前になるが、ハンガリーで夏のバカンスをすごした。そのとき気づいたのは、この国の料理にはピーマン(ハンガリー語でpaprika)が欠かせないということだ。たとえばブダペストの朝市に出かけてみると、色さまざま、辛ささ [...]
〈連載:ふつわ〉メルランのさつま揚げ 2024-09-15 魚料理 0 フランスのどこの魚屋にも置いてあるメルランmerlinはタラ科の魚。その白身は繊細な味わいだが、火をとおすとこわれやすいのが欠点だ。そこで衣をつけて揚げたり、ホイル焼きにする。今回はさつま揚げです。 おろし身を500g買ってくる。残っている小骨を丁寧にとりのぞき、小さく切り分 [...]
はじめてみよう、フランス料理!㉖ 季節を味わうには野菜料理 – 秋・冬 2024-09-11 野菜料理特選レシピ集フランスで暮らす 0はじめてみよう!フランス料理 秋といえばキノコ。オレンジ色がかった小さなジロール茸は、9月に入ると、そのオレンジ色もあざやかになり、うまさが増す。料理にかかる前に、石づきをとり、刷毛を水をちょっとつけながら、キノコの表面についている枯れ葉などをサッサッと掃除する。その繊細な香りを生かすには、火のとおしす [...]
【レシピ】太陽をあびて育った野菜でラタトゥイユ! 2024-08-31 野菜料理 0 Ratatouille (ラタトゥイユ) 8月から9月にかけてパリの朝市でも、トマト、赤ピーマン、クルジェット、ナスといった野菜が安くなっているので、ラタトゥイユが作りたくなる。もともとは南仏料理だったのだが、フランス全国に広まったのもナットクの、どこかなつかしいおふくろの味だ [...]
〈連載:ふつわ〉イワシのヴィネガー煮 2024-08-11 魚料理 0 魚屋に、ブルターニュ産と地中海産のイワシ。目が澄んでいて、胴体がきらきら輝いている。そうそう、今ごろのイワシは脂がのっていて食べごろなのだ。栄養価も高いし、キロ7ユーロ前後という値段も庶民の味方だ。 大きめのブルターニュ産を買ってきた。この欄で、南蛮漬け、つみれ、檀一雄流に梅干 [...]