まちをつくる。 2016-09-30 パリから行ける街 0特集記事 ル・コルビュジエのフィルミニ緑地区と、今日の地域開発。 今年の7月、東京の国立西洋美術館や、パリ郊外ポワシーにあるサヴォワ邸、フランシュ・コンテ地方にあるロンシャンの礼拝堂をはじめとした、世界7カ国に点在するル・コルビジエの一連の作品がユネスコの世界遺産に指定された。 近代建築の [...]
彫刻家ジャン・アルプのメゾン=アトリエ 「Fondation Arp」(アルプ財団) 2016-09-23 パリから行ける街 0散策 Navigoで行くパリからの散策 メトロやバス、RER、トラムなどが乗り放題の定期 「forfait Navigo」。昨年から仕組みが変わり、一律料金(月額73€)でイル・ド・フランス圏内のゾーン1~5を自由に行き来できるように。普段はパリ市内の移動のためだけにNavigoを持 [...]
スコットランドは ウイスキー天国! 2016-09-09 パリから行ける街 0 グラスゴー住まいのイギリス人の友人エレナさんが、グラスゴーはずれ、パルティックという下町にあるパブ、「The Lismore」に連れていってくれた。庶民的なにぎわいの店で、長いカウンターの後ろの棚に、シングルモルトのボトルが数えきれないくらい並んでいる。 どれを飲もうか途方にく [...]
ル ・ アーヴル へ行こう。 2016-08-01 パリから行ける街 0特集記事 1517年にフランソワ1世によって築かれた湊は、来年が開港500周年。パリからの鉄道が開通した19世紀半ばから商業港として急速に繁栄した。大西洋航路の発着港としても知られ、1907年に永井荷風がニューヨークから着いたのはこの港です。同時にリゾート地サン・タドレス海岸も人気の場所だ [...]
コルマールのウンターリンデン美術館へ。 2016-07-21 パリから行ける街 0散策 コルマールは、神聖ローマ帝国の自由都市だった、アルザスの古い町。世界中の観光客が目指すこの町の「宝石」は 、グリューネヴァルトの祭壇画で知られるウンターリンデン美術館だ。新装オープン以来、行った人たちの反応はみな「素晴らしい」。新しくなったウンターリンデンは評判通りで、ますます宝 [...]
ラ・カマルゲーズ。 2016-07-01 パリから行ける街 0特集記事南仏 牛と人間が正々堂々と戦うカマルグ式闘牛。南仏プロヴァンスやラングドック=ルシヨン地域圏の円形闘技場で行われる伝統スポーツだ。人間は牛の頭部に付けられた紐やリボンを、引っ掛け金具を使って奪う。立派な角を持つカマルグ育ちの牛は、砂埃を立て人間の背中を容赦なく追いかける。牛の攻撃をか [...]
Cité du vinを見に、ボルドーへ。 2016-06-23 パリから行ける街 0散策 ボルドー市にCité du Vin(ワイン文明ミュージアム)が6月1日にオープンした。世界のワイン文化を紹介する、有数のワイン生産地に相応しい街の新しいアイコンとして、今夏からフランスの観光スポットに仲間入りする。 2011年の国際建築コンペで選ばれたのは、アヌック・ルジャンド [...]
遠藤周作、リヨンの青春。 2016-06-01 パリから行ける街 0特集記事 小説『白い人』で芥川賞を受賞し、吉行淳之介や安岡章太郎などとともに「第三の新人」として日本の現代文学をリードしてきた遠藤周作(1923―1996年)。『沈黙』、『深い河』などのキリスト教や「東洋と西洋」をモチーフにした代表作が世界各国で支持されているが、「狐狸庵先生」という筆名で [...]
ポンタヴェン派の美術館へ。 2016-04-19 パリから行ける街 0散策 ブルターニュの端にあるポンタヴェンは、風景の美しさと民俗衣装の残る土地柄で、19世紀末から20紀初めにかけて多くのアーティストを惹きつけた港町だ。一番のみどころは、1985年に開館したポンタヴェン美術館。手狭になったので3年かけて増築・改装し、3月26日に新装オープンした。旧美 [...]
パリ南郊のフジタの家へ。 2016-03-23 パリから行ける街 0特集記事 パリの南西、エソンヌ県の村ヴィリエ・ル・バクルに、レオナール・フジタ(藤田嗣治 ・1886~1968)のアトリエ兼住居が公開されている。第二次大戦後の1950年に君代夫人を伴ってパリに戻ったフジタが、最後の人生を過ごした家です。いちばん近い駅から3km近く離れた交通不便なこの村に [...]