ル・アーヴルの夏 開港500年祭 2017-06-15 パリから行ける街 0散策 ル・アーヴルの町は、1517年にフランソワ1世(1494-1547)が港を造ったことから始まった。開港500年の今年は、5月27日から11月5日までイベントが目白押しだ。先月、首相に就任したエドゥアール・フィリップ前ル・アーヴル市長は、500年祭のために、ジャン=マルク・エロー [...]
セガン島のルノー工場跡地に、新たな音楽の拠点が誕生。 2017-04-20 パリから行ける街 0散策 “La Seine Musicale” Ile Seguin, Boulogne-Billancourt ブーローニュ・ビヤンクールの街を囲んで流れるセーヌに浮かぶセガン島は、11万5000㎡に及ぶ島全体がかつてルノーの自動車工場で占められていた。20世紀 [...]
ルノワールの家、 カーニュの町。 2017-03-01 パリから行ける街 0特集記事南仏 地中海に面したカーニュ・シュル・メールは画家ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)が晩年を過ごした町。町はずれの小高い丘の斜面に建つ彼の家は、現在ルノワール美術館になっている。500年以上を経たオリーブの木が伐採されるのを防ぐために購入した土地だった。庭には、ル [...]
ナント映画散策。 2016-10-31 パリから行ける街 0特集記事 1987年に造船所が閉鎖され、一度は活気を失った港町ナント。だが89年に現外相のジャン=マルク・エロー が市長になると、文化を介した〈攻めの町おこし〉が始まった。クラシック音楽の祭典La Folle Journée、現代アート祭Estuaire、文化複合施設Le Lieu Uni [...]
まちをつくる。 2016-09-30 パリから行ける街 0特集記事 ル・コルビュジエのフィルミニ緑地区と、今日の地域開発。 今年の7月、東京の国立西洋美術館や、パリ郊外ポワシーにあるサヴォワ邸、フランシュ・コンテ地方にあるロンシャンの礼拝堂をはじめとした、世界7カ国に点在するル・コルビジエの一連の作品がユネスコの世界遺産に指定された。 近代建築の [...]
彫刻家ジャン・アルプのメゾン=アトリエ 「Fondation Arp」(アルプ財団) 2016-09-23 パリから行ける街 0散策 Navigoで行くパリからの散策 メトロやバス、RER、トラムなどが乗り放題の定期 「forfait Navigo」。昨年から仕組みが変わり、一律料金(月額73€)でイル・ド・フランス圏内のゾーン1~5を自由に行き来できるように。普段はパリ市内の移動のためだけにNavigoを持 [...]
スコットランドは ウイスキー天国! 2016-09-09 パリから行ける街 0 グラスゴー住まいのイギリス人の友人エレナさんが、グラスゴーはずれ、パルティックという下町にあるパブ、「The Lismore」に連れていってくれた。庶民的なにぎわいの店で、長いカウンターの後ろの棚に、シングルモルトのボトルが数えきれないくらい並んでいる。 どれを飲もうか途方にく [...]
ル ・ アーヴル へ行こう。 2016-08-01 パリから行ける街 0特集記事 1517年にフランソワ1世によって築かれた湊は、来年が開港500周年。パリからの鉄道が開通した19世紀半ばから商業港として急速に繁栄した。大西洋航路の発着港としても知られ、1907年に永井荷風がニューヨークから着いたのはこの港です。同時にリゾート地サン・タドレス海岸も人気の場所だ [...]
コルマールのウンターリンデン美術館へ。 2016-07-21 パリから行ける街 0散策 コルマールは、神聖ローマ帝国の自由都市だった、アルザスの古い町。世界中の観光客が目指すこの町の「宝石」は 、グリューネヴァルトの祭壇画で知られるウンターリンデン美術館だ。新装オープン以来、行った人たちの反応はみな「素晴らしい」。新しくなったウンターリンデンは評判通りで、ますます宝 [...]
ラ・カマルゲーズ。 2016-07-01 パリから行ける街 0特集記事南仏 牛と人間が正々堂々と戦うカマルグ式闘牛。南仏プロヴァンスやラングドック=ルシヨン地域圏の円形闘技場で行われる伝統スポーツだ。人間は牛の頭部に付けられた紐やリボンを、引っ掛け金具を使って奪う。立派な角を持つカマルグ育ちの牛は、砂埃を立て人間の背中を容赦なく追いかける。牛の攻撃をか [...]