Art et Liberté 2016-11-19 アート 0 1938年から1948年までのエジプトの前衛芸術運動を紹介する展覧会である。当時エジプトは英国の植民地だった。植民地主義と、それに対抗するエジプトの愛国主義の影響を、芸術ももろにかぶり、美術家、作家を巻き込んだ芸術運動が繰り広げられた。展覧会の題名は芸術運動「芸術と自由」から取 [...]
19世紀パリ、《エリート画家》の華麗なる住居兼アトリエへ。 2016-11-16 アート 0 Musée Jean-Jacques Henner ジャン=ジャック・エネール 美術館 やわらかな自然光が入る北向きの大窓と吹き抜けが開放的な「Salon Rouge」。 かつて寝室として利用され、オリエンタルな窓格子があるロフトは浴室だった。 パリでアーティストに縁深いカルティ [...]
La peinture américaine des années 1930 « The age of anxiety » 2016-11-02 アート 0 1929年にウオール街の株大暴落で始まった大恐慌は、美術界にも大きな影響を与えた。戦後の抽象表現主義でアメリカが世界的に注目を集める前の、あまり顧みられることのない時期の美術を、経済、政治、社会事象と絡めて紹介しようという展覧会だ。 [...]
CD : B.Grosvenor « Homages » 2016-10-22 音楽 0 今一番注目されているピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーは、英国生まれで24歳。2年前に出た『Dances』は、評論家に高く評価された。この新アルバムも考え抜かれたプログラム。バッハ作曲ブゾーニ編曲の『シャコンヌ』は、左手の切れのよさもあってポリフォニーのラインが明確で優雅な [...]
世にもフランシュイヤールなB級ロックンロール 2016-10-19 音楽 0 文・向風三郎 昨年11月の本欄で紹介した 『フランス・シェブラン』を監修したジャン=バチスト・ギヨーのボーン・バッド・レコーズから、またまたクセものの珍盤の復刻。復刻と言ってもオリジナルを見た人はまずいないはず。1994年、ラ・ロシェルの若者が自主制作500枚限定で出した4曲入 [...]
Magritte - La trahison des images 2016-10-18 アート 0 マグリットって、こんなに知的な画家だったのか、と彼に対する評価が一変するような展覧会だ。プラトン、ハイデッガー、フーコーなど哲学者の名前が説明のなかにキラ星のように出てきて、本展を企画したコミッショナーの知的レベルについていくのは大変だが、難しいことはわからなくても、マグリットの [...]
Corps rebelles 2016-10-04 アート 0 2年前にリヨンにできたコンフリュアンス美術館で、ダンスをテーマにした展覧会「反抗する体」が開催されている。2011年−12年にパリのポンピドゥ・センターで開かれた「人生を踊るDanser sa vie」展は、歴史的にダンスと造形美術がどう関わってきたかがテーマだったが、ここではよ [...]
フランス初、ガラス工芸美術館がオープン。 2016-10-04 アート 0 Musverre、フランス初のガラス工芸美術館。 10月1日、ベルギーに近い人口1500人の村にノール県立美術館「ミュズヴェール」がオープンした。伝統的にガラス産業があった土地で、地元のコレクターが集めた、日常で使えるガラス製品の所蔵品と、世界中の現代作家のアート作品を展示してい [...]
LIVRE:Marc Riboud 2016-09-25 アート 0 8月30日、写真家マルク・リブーが93歳で死去。1951年にカルティエ=ブレッソンに紹介されマグナム・フォトに参加、エッフェル塔のペンキ塗りの写真がライフ誌の表紙を飾るが、幾何学的な構図といいカルティエ=ブレッソンの影が濃い。1955年からトルコ、イランなどを経て中国、日本と旅し [...]
少年の日のワンダーランドと殺戮の地獄の間にある小さな国 2016-09-22 音楽 0 ガエル・ファイユの初小説『プティ・ペイ』を読む 今これを書いている時点で、ガボンの8月末の大統領選挙後の激しい暴動の報道が続いている。悲しいかな珍しいことではない。アフリカのある国々では,恒例事のように選挙の後クーデターや暴動が起こり、おびただしい死傷者が出る。これは土地柄ではな [...]