「混合クラス」も悪くない。 2010-10-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 2002年に『ぼくの好きな先生/Etre et Avoir』というドキュメンタリー映画がヒットした。舞台は山間の小さな学校。3歳から11歳の子供たちが同じクラスで仲良く学んでいた。かつて私はこの作品をほのぼのした気持ちで見ていた。ところがそれは他人のお話だからだった。 この9月 [...]
日本の小学校を満喫した。 2010-09-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 7月の2週間、ミラは東京の小学校に体験入学した。一年生は学年に2クラス。隣のクラスにも体験入学でアメリカから来た子がいた。学校側は外国から子供を迎えることに慣れており、初日から歓迎モード。「半ガイジン顔はイジメられる?」という心配は全くの杞憂(きゆう)に終った。 今回通った台東 [...]
日本の小学校に体験入学。 2010-07-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム この夏の大イベントはミラを日本の学校に体験入学させること。昨今、日本では多くの小学校が一時帰国中の児童を受け入れるようになった。パリと東京では夏休みの長さが違うため、パリの学校を休ませることなく東京の学校に2週間通える。しかし「体験入学」という公のシステムが存在するわけではなく [...]
フランスの小学生は詩を暗唱。 2010-06-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム フランスの小学生の頭の中はポエムでいっぱいだ。フランス語の授業枠内で詩の暗唱が組み込まれているからだ。ミラもリクエストをすれば誇らしげに詩を暗唱してくれる。きっとフランスの子供の鼻は「ポエム・スイッチ」で、プチッと押せば詩が口から流れ出る仕掛けになっているのだ、そんな妄想によく [...]
国立小学校をお受験。 2010-06-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 「お受験なんて他人ごと」と高をくくっていたものだ。だがこれが親の弱いところで、いざ自分の子供の小学校入学が近づくと、「本当に近くの公立学校でよ いのか?」と悩んでしまった。というのも、パリから少し離れたところに日仏のバイリンガル教育で名高い国立の名門校が存在するのだ。気になって [...]
フランスの小学生は詩を暗唱。 2010-06-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム フランスの小学生の頭の中はポエムでいっぱいだ。フランス語の授業枠内で詩の暗唱が組み込まれているからだ。ミラもリクエストをすれば誇らしげに詩を暗 唱してくれる。きっとフランスの子供の鼻は「ポエム・スイッチ」で、プチッと押せば詩が口から流れ出る仕掛けになっているのだ、そんな妄想によ [...]
ミラの日本語がピンチ? 2010-05-14 パリの子育て・親育て 0連載コラム 小学生になり早9カ月。ミラのフランス語が急激に「マセたパリジェンヌ+チンピラ風」に傾いてきた。きっと友だちと影響を与え合っているのだろう。早口でまくしたてる様子は、なんとなく自信ありげで偉そうだ。一方、日本語を話すミラは、ちょっと頼りなさげで幼くも見える。思えば自分の場合だって [...]
まま母候補にひそかな対抗心? 2010-04-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 奥手なジルに新しい彼女ができた。だからミラもジルの彼女マイウェンに遊んでもらう機会が増えた。今ではミラはパパとママの家が別々に存在し、それぞれ違う生活があるという現実もそれなりに受け入れているようだ。「パリのカップル離婚率は5割」と聞いたことがあるが、周りでも離婚家庭の子は決し [...]
死ぬのが怖くて泣くことも。 2010-03-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 「海賊がイヤだから『ピーターパン』は読まないで」と頼むミラ。もともと気は小さいが、ジルがミラに2歳で死んだ女の子の墓を見せたり、「日本では死体を焼いて骨を拾う」なんて生々しい説明をしてからが大変。数カ月に一度は死の恐怖で泣くのが恒例行事に。ジルは「いつも子供には本当の話を」と諭 [...]
小学生必携はアルドワーズ。 2010-02-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 日本では見かけないフランスの小学生必携の道具とは? 答えはペンで書いて消せるミニホワイトボード、「アルドワーズ」。ジルの時代はミニ黒板にチョークが主流だった。毎年新学期前には色とりどりの縁がついたアルドワーズが店頭に並ぶ。 使うのは算数とフランス語の授業が多い。問題 [...]