シネマテークでレトロスペクティブ開催 ジャン=ピエール・リモザン監督インタビュー。 2022-04-04 舞台・映画イベント 0インタビュー 「作った作品は未完成、最後まで到達しない」 この春のシネマテークは今村昌平、ロミー・シュナイダー(展覧会も同時開催)、ジョナス・メカス、スタンリー・キューブリックら、あらためてスクリーンで出会いたい映画人のレトロスペクティブが盛りだくさん。 4月7日から16日までは、日本び [...]
ロシア・ウクライナ戦争と映画 ー 暗い影を落とすロシア文化排除のムード。 2022-03-30 舞台・映画 0パリ9区映画 ウクライナ戦争勃発とともに、ロシア文化の自粛や排除ムードが高まり、暗い影を落としている。パリ8区の映画館バルザックで開催予定だった恒例のロシア映画祭は延期を発表。本映画館は露系オーナーで、普段から露映画の紹介に尽力しており苦渋の決断だったろう。 だが完全に諦めたわけでなかった。 [...]
シネマ:『あの子は貴族 Aristocrats』フランス劇場公開。 2022-03-25 舞台・映画 0映画 日本の岨手由貴子監督の『あの子は貴族』が今月30日、フランスで劇場公開となる。初の長編作品『グッド・ストライプス』で、新藤兼人賞金賞を受賞した若手監督の作品だ。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でヒロインを演じた門脇麦、女優・モデルの水原希子を主人公に迎え、東京を舞台に若い女性が [...]
SPAC×宮城 聰『ギルガメッシュ叙事詩』、パリで世界初公演。 2022-03-20 舞台・映画 0パリ7区 ”Gilgamesh” – SPAC × Satoshi MIYAGI 3月24日(木)〜26日(日)、演出家・宮城聰氏と静岡県舞台芸術センター(SPAC)の『ギルガメシュ叙事詩』が、日本公演に先立ち、世界で初めてパリのケ・ブランリー美術館で [...]
第47回セザール賞 世界が崩れ落ちても、映画の祭典は続けよう。 2022-02-26 パリで遊ぶ舞台・映画 0 新型コロナ感染者数のピークは一月末を境に急降下。第47回目のセザール賞授章式は、第六波が落ちついた時期である2月25日に執り行われた。会場は昨年と同じオランピア劇場。結婚披露宴のようなテーブル席に150人だけが集った異例の前回とは一転、今回は1700人の招待客が蜜状態も厭わずに [...]
セザール賞セレモニー後の特別ディナー、そのメニューは。 2022-02-25 フランス料理レストラン舞台・映画スイーツ 0パリ8区 今晩、フランス映画の祭典《第47回セザール賞セレモニー》が開催される。昨年公開されたフランス映画(外国映画の部門もあるが)のなかから、最優秀の作品や俳優などに賞が与えられるのだ。権威ある華やかなセレモニーだが、その壇上にフランスの社会問題などが持ち込まれるハプニングも見もの。今 [...]
第28回 ヴズール・アジア映画祭閉幕、深田晃司監督が名誉賞に。映画祭の名物ディレクターにインタビュー。 2022-02-18 舞台・映画 0 「君はヴズールを見たかった、そして僕らはヴズールを見た」。パリから東南方向へ電車で3時間半。フランシュ=コンテ地域圏のヴズールは、ジャック・ブレルがアコーディオンとの掛け合いで情熱的に歌った彼の代表曲の名前でもある。 この町で1995年以来、毎年2月にFICAこと「ヴズール国際ア [...]
『Petite Solange 』シンプルなドラマの勇敢な試み 2022-02-02 舞台・映画 0映画 映画監督の独立精神や才能を奨励するジャン・ヴィゴ賞。1951年の創立以降、ゴダール、ピアラ、ガレル、近年はアルベール・セラやマチュー・アマルリックらが受賞してきた。2021年は10月に授賞式が催され、アレクシ・ラポールの『Petite Solange』が受賞。本作は8月のロカル [...]
モリエール 生誕四〇〇年。 2022-01-14 舞台・映画 0特集記事 400年前の1月15日、ジャン=バティスト・ポクランはパリのサントゥスタッシュ教会で洗礼を受けた。後にモリエールと名乗り、俳優・劇作家・演出家・劇団長としてフランス古典喜劇を確立した奇才の誕生である。18世紀以降、フランス語が「モリエールの言語」と呼ばれるようになるほど、この喜 [...]
第12回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル 〜進化を止めないフランス映画をオンラインで 2022-01-12 舞台・映画 0映画#RestezChezVous オンライン映画祭の先駆け「マイ・フレンチフィルム・フェスティバル」 世界中から旬のフランス映画にアクセスできる、MyFrenchFilmFestival。12回目の今年は2022年1月14日から2月14日まで1ヶ月間開催される。ユニフランス*代表のダニエラ・エストナーは、「こ [...]