Diane Arbus 2011-11-03 展覧会 0 肖像写真を変革したとされる、アメリカ人写真家の大回顧展。双子、戦争賛成の若者、ヌーディスト村の一家、カーニバルの衣装を着たダウン症の人たち…人間博物館ともいえる写真の数々。同じく特異な被写体を撮った、アトウッド(706号で紹介)に比べると、被写体への共感も親近感もな [...]
Beauté, morale et volupté dans l’Angleterre d’Oscar Wilde 2011-11-02 展覧会 0 作家、オスカー・ワイルドの言葉を縦糸に、イギリス19世紀末の「芸術のための芸術」の動きとして、ラファエル前派とウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ運動を取り上げた。絵画から写真、クラフトまで、あまりにも幅広く網羅したため、散漫な印象になってしまったのが惜しい。1/15迄 [...]
Paul Klee Polyphonies 2011-11-02 展覧会 0 Fuge in Rot, 1921 © Berne, Zentrum Paul Klee (Peter Lauri, Berne/ ABMT,Universität Basel) 両親とも音楽家の家に生まれ、11歳でオーケストラでヴァイオリンを弾いたパウル・ [...]
Huit Maîtres de l’Ukiyo-é 2011-11-01 展覧会 0 コルフにあるギリシャ国立アジア美術館が所蔵する浮世絵は、19世紀末、オーストリア=ハンガリー帝国のギリシャ大使グレゴリオス・マノスが収集したもの。その中から、春信、清長、歌麿、写楽、北斎、豊国、広重、国芳の8人を選び、150点を展示。傑作揃いで、作品の解説も興味深い。12/17 [...]
Georgia Russell 2011-10-31 展覧会 0 Courtesy Galerie Karsten Greve 楽譜や古本を切って、儀式に使う仮面のようなオブジェや、2重の切り絵でターナーのような抽象に近い風景を作る、スコットランド人アーティストの個展。11/12迄(日月休)。 Galerie Karsten Greve : [...]
グランパレの身廊を賃貸 2011-10-29 展覧会 0 © Coll. Grand Palais / François Tomasi ガラス張り屋根下の身廊2400m2を貸し出しており、ファッションショーやスペクタクル、ディナー、カクテル(2000人/座席1000席)に1日4万ユーロ(約450万円)で借りられ [...]
Artistes chinois à Paris 1920-1958 : de Lin Fengmian à Zao Wou-ki 2011-10-03 展覧会 0 1920年代からパリに来た中国人アーティストたちの群像。1人あたり数点を紹介し、コンパクトによくまとめた展覧会だ。西洋美術を吸収する中で、自国の伝統絵画を見直したり、中国人アーティストとしてのアイデンティティを模索したり…パリに来た日本人アーティストたちのことを想起 [...]
Fra Angelico et les maîtres de la lumière 2011-10-03 展覧会 0 フラ・アンジェリコとその時代の画家たちのフレスコ画展。マリアとヨセフが拝み、牛も敬虔な面持ちで見つめるキリスト生誕の図。鶏を狙いに来た狐を追い払う僧、食べ物をカゴで上げてもらう隠遁中の僧など、ブリューゲルを思わせる修道僧たちの日常の図。フラ・アンジェリコを堪能できる滅多にない機 [...]
POMPEI un art de vivre 2011-10-03 展覧会 0 79年のヴェスヴィオ火山の噴火で地中に埋もれた町ポンペイの発掘品。装飾品と日常品で、家の中での市民の生活を再現する。浴槽、化粧道具、台所用品、庭の装飾から、清潔で快適で美的な生活が想像できる。台所に飾られた静物画の近代性に驚かされる。フレスコ画、彫像も美しい。 2/22迄(無休 [...]
Denis Dailleux “Ghana” 2011-10-01 展覧会 0 Trois fillettes, James Town, Ghana, 2010. Courtesy Galerie Camera Obscura ガーナに長期間滞在し、海辺の住民たちを撮ったフランス人写真家の作品展。一人ひとりに存在感がある。紙の帽子をかぶって船の側に立つ子供 [...]