6月のチーズ

●Géromé
エピナールからちょっと行った村で、マンステールの親戚に出会った。皮は軽くオレンジ色がかっていて、マンステールそっくりの強い匂い。その身はトロリとと
けるようで、どこまでも柔らかい風味。それがロレーヌ地方の名物、ジェロメだった。マンステール同様初夏からが食べごろです。ボルドーやブルゴーニュのま
ろやかで、コクのある赤ワインがほしい。
なお、アルザス地方では、マンステールといっしょにグヴェルツトラミネールなどの白ワインを飲む。
●Ardi-Gasna
バスク地方の山地で放牧されている羊の香り高い乳から作られる、直径30センチ、厚さ8センチもある大きなチーズです。どこか納屋を思わせる匂い。熟成が
進んで大理石のような色合いになったものを、薄く切って噛みしめると、ハシバミを思わせる風味が広がる。熟成度によるがキロ140F前後と高い。