星付きシェフによる、カフェスタイルのショコラトリー。

自家製ショコラショー(5€)、カカオ豆のパフが入った Tigré au chocolat(2,80€)、goûter(おやつ)の定番 Le 4 heures(2,50 €)。

シリル・リニャックの「ショコラトリー」 - La Chocolaterie Cyril Lignac

 早朝8時、パリ11区。ネイビーのシックな外観のカフェから、テイクアウト・カップに入ったショコラショーを手にしたパリジャンたちが次々と歩き出す。

 じつはここ、ただのカフェではない。ちょうど1年前、ビストロ『Le Chardenoux』とパティスリー『la Pâtisserie Cyril Lignac』の真向かいにオープンした、シリル・リニャック初のショコラトリー『La Chocolaterie Cyril Lignac』だ。

 学生時代、料理とともにパティスリー、そしてショコラも学んだという星付きシェフ。パティスリーのパートナー、元フォションのブノワ・クヴランとともに目指したのは、「宝石のように箱に詰められたお行儀のよいショコラではなく、気軽にみんなでシェアできる親しみやすいショコラ」の専門店だ。

 その言葉通り、パリ近郊で手作りされているショコラは、シンプルにカカオの味を楽しむ“オリジーヌ”、ナッツなどの歯ごたえがおもしろい“アンクルージョン”、まろやかでリッチな味わいの“ボンボン”、どのタイプも手に取りやすいタブレット型のパッケージに包まれている。シェフのアイデアを叶えるべく、パリで話題のデザインスタジオ『BE-POLES』が提案したものだそう。

 タブレットの隣には、ショコラをふんだんに使ったパティスリーとヴィエノワズリー(もちろん、すぐ正面にあるパティスリーから直送)がずらりと並んだカウンターがあるのも、カフェスタイルのこの店ならでは。広いイートイン・スペースの中央には、大勢で囲める長テーブルも。毎日、プティ・デジュネからグテ(おやつ)、そして甘党派のアペロまで、1日中ショコラ好きの家族・友人・カップルでにぎわっている。

 そんなパリジャンたちに囲まれたテーブルで、スプーンですくって食べられそうなほど濃厚で香りゆたかなショコラショーを飲みつつ、あらためて実感。「ショコラはフランス人の生活(そしておそらく体)の一部!」(裕)

フランス人にとってはなつかしのお菓子、クマ形のギモーヴ Ourson guimauve(3€、箱入り28€)。

3/28日発売、2017 年Pâques(復活祭)のショコラは4/17まで販売。写真はL’ɶuf Ebène(30 €)。ウサギのバージョンもある。バニラ風味のマシュマロをミルクチョコレートで包んだ Le Lapin Guimauve(9€)なども。

タブレットは、ORIGINE5種(各6~6,5ユーロ)、INCLUSION5種(各5€)、BONBON5種(各10€)の全15種類。特に、グランクリュのミルクチョコレートでノワゼットを包んだボンボンに夢中!

シェフの店が3軒もそろった、シリル・リニャック交差点、とも呼べる一角。


La Chocolaterie Cyril Lignac

Adresse : 25 rue Chanzy, 75011 Paris , France
TEL : 01 55 87 21 40
アクセス : Charonne / Faidherbe-Chaligny
URL : www.lachocolateriecyrillignac.com
7j/7 08:00~19:00