アート

不穏な雰囲気の魅力 -グレゴリー・クリュードソンの写真-

 クレルモン=フェランのFRAC(地域圏現代美術基金)で開催中のグレゴリー・クリュードソン展 “The Becket Pictures”は、わざわざ列車に乗って見に行く価値がある、この夏おすすめの展覧会の一つだ。  クリ […]

作者と作品の間に、息がつける空間がある。

Helen Frankenthaler ヘレン・フランケンサーラー(1928-2011)はアメリカ美術史に残る大物だが、同世代のアメリカ人女性抽象画家、ジョーン・ミッチェルや、夫だった抽象画家ロバート・マザウェルに比べ、 […]

Picasso Primitif ピカソ・プリミティフ

 近代絵画の金字塔であるピカソの 「アヴィニョンの娘たち」にはアフリカの仮面が描かれている。ピカソと非西洋美術の関わりは知られているが、彼はどのようにしてアフリカやオセアニアの美術に興味を持ったのだろうか。この展覧会は青 […]

ルイ・ヴィトン財団美術館のアフリカンアート展

Art/Afrique, Le nouvelatelier atelier atelier  世の格式高い美術館では、まだまだ西洋芸術が幅をきかせている。でもブローニュの森に建つルイ・ヴィトン財団美術館は、その傾向に背を […]

泥の巨人ゴーレム

Golem! Avatars d’une légende d’argile ゴーレムはユダヤ教の伝説に出てくる人造人間。ラビ(ユダヤの律法学者)が泥から作り、儀式を行って生命を与えた。ユダヤ社会を守る目的で作られたゴーレ […]

Kiefer-Rodin ロダンに触発されたキーファー作品

ロダン没後100周年の今年、ロダン美術館は、現代美術の巨人、アンゼルム・キーファーを招いて、ロダンに触発されたキーファー作品を展示している。2015-16年、国立図書館でキーファー展が開催された。そのとき見たのが、ロダン […]

3Dプリンターで作品をつくる

Imprimer le monde デジタルのデータをプリンターに転送すると、樹脂などの材料が層を作り、モノができていく。産業界で使われていた技術が、アートの世界にも入ってきた。40人のアーティストが3Dプリンターで作っ […]

ダゲレオタイプで撮った福島 ー『100の太陽』新井卓個展。

 福島原発事故についてのルポルタージュ写真をたくさん見てきた後で、同じテーマをダゲレオタイプで撮った新井卓の写真を見ると、そのアプローチのしかたがとても新鮮に映る。 タイトルの「100の太陽 Cent Soleils」は […]

生物の根源をもとにテクノロジーでデザイン

Ross Lovegrove – Mutations-Créations イギリスの工業デザイナー、ロス・ラブグローブ(1958-)の名前を知らなくても、日本航空、ヤマギワ照明などで彼のデザインを目にした人は多いだろう。 […]

オルガ・ピカソの「女の一生」  

Olga Picasso ピカソの最初の妻オルガには、美しく冷たいブルジョワ女性というイメージがあった。本展は、常に不安にさいなまれていた彼女の心理を資料を通して見せ、そんなステレオタイプのイメージを打ち破る。 ふたりが […]

Olivier Debré – Un voyage en Norvège

3月15日にオープンしたトゥールの 「オリヴィエ・ドゥブレ現代創作センター(CCC OD」で、抽象画家オリヴィエ・ドゥブレ(1920-99)の大展覧会を開催している。ドゥブレの作風は、「抒情的抽象」と呼ばれる、自由な動き […]

コプロウィッツ・コレクション

16世紀のスペイン美術から、現代作家バルセロまで。 De Zurbarán à Rothko – Collection Alicia Koplowitz  ジャクマール・アンドレ美術館は、外国の個人コレクショ […]