ブルー・デ・コース

 ブルー・デ・コースはラングドック地方のミヨー市周辺で作られている青カビチーズ。ロックフォール同様に石灰岩でできた湿った天然の洞窟内で、2カ月以
上かけて熟成される。以前は羊乳も混入されていたが、現在はもっぱら牛乳が原料。直径20センチ、高さ9センチで2.5キロ前後の重さがある。
 象牙色のむっちりと緻密な身に灰緑色のカビが混じり込んでいる。やはりロックフォールを思わせる青カビの匂いが強いけれど、味わいはまろやかなこくが
あって思ったより上品だ。チーズ愛好家にファンが多いが、ブルーチーズとしては初心者にも親しみやすい。
 表面がヌルヌルしているものや、身がザラザラとしているもの、舌を刺すような味のものは避けたい。食後の素敵なチーズだが、レタスといっしょにサンド
イッチにしてもうまい。ワインはこくのあるしっかりとした、コット・デュ・ローヌのコルナスのような赤がほしい。(真)


Bleu des causses