シェフの才能が発揮された料理とフレンドリーな対応に感激!

Oursinade

ウルシナード、Oursinade。

この店、以前に紹介したことがあるが、あちらこちらでシェフ、マチューさんの料理に数段磨きがかかったとの評判を耳にし、数年ぶりに訪れてみた。

店に入った途端、フレンドリーな応待を受け、久しぶりに友人に会いに来たようで嬉しくなる。親切なサービス係のパトリスさんにあれこれ質問をしつつ、今日の献立を吟味するのも楽しいものだ。前菜+メイン、またはメイン+デザートで25€、3皿で28€ のランチはお得感あり。夜でも35€(週末は38€コースのみ)コースがあり、さらにシェフならではの料理が満喫できる、昼夜とも注文可能な43€のサプライズメニューがあるので、ここぞという機会に試したい。

daurade

タイのロースト。

本日のランチのお供には、友人はカンシーの白を、私はミネルヴォアの赤をグラス(各5.8€)で選ぶ。ウニの殻を器にしたL’oursinadeという前菜。中に入っているのは、キノコの旨味が濃縮されたクリームに包まれたオマールや魚卵。魚の卵は色もカタチも違うのがいくつか入っていて、口の中でプチプチとはじける食感が面白い。盛りつけも美しいカキの温製は、カキ自体は加熱されていないので、新鮮な生ガキの風味も味わえて得した気分に。

メインにとったのは、フォアグラのポワレ。食欲をそそる黄金色に焼き付けられたフォアグラの下には、コック貝やムール貝、野菜のコンフィが隠れている。オリエンタルな香りのブイヨンは、クスクスのよう。聞けば、これは日本に行き来した際の機内食に発想を得て、創作した料理だそうだ。鯛のローストは、見た目はシンプルだが、焼き加減といい、アニスの香りのするソースといい、満足感ある料理だった。

デザートにはリンゴのキャラメリゼとホイップクリームのデザートを選ぶ。タルトタタン風のデザートを思い浮かべたが、想像よりずっと甘みが控えめで、果実の味がしっかり感じられておいしかった。

昨年はテレビの取材などで4回も日本へ行ったというマチューさん。数年会わないうちにすっかり親日家になったらしいので、今度は他の友人たちも誘ってまた来よう。(里)

matthieu et patrice

マチューさんとパトリスさん。

foie gras

クスクスのブイヨンとフォアグラ、foie gras poêlé。

huitre2

カキの温製。

titin

りんごのデザート、pommes caramélisées。

salle

客席は奥にもある。お誕生日の人は花火で祝ってくれる特典つき。

facade

閑静な15区の住宅街にある。


Le Bélisaire

Adresse : 2 rue Marmontel, 75015 Paris
TEL : 01.4828. 6224
アクセス : M° Vaugirard/ Convention
月~金12h-14h、月~土 20h-22h30、土昼・日休