BLOG : 小沢君江通信

フランスでの「いじめ」(後)。

@Thomas Samson(2014年秋) いじめについて、精神分析医は、加害者はいじめに対し良心の呵責も罪悪感もなく被害者をどこまでも破壊しようとする欲求は、一種の倒錯的パラノイア的でもあり、優越感と傲慢さに満ち、他人を侮蔑し、妥協を許さない強引さを示すという。それには部分的に家庭環境が反映するとみられる。...

閣僚交代劇の舞台裏。

 オランド大統領は何事も鎮静に、秘密裏にことを行う元首。2月11日の一部改造のことをその前日にも朝にも誰が留任し誰が辞めさせられるのかも口外せず、内閣帆船の主な帆柱(国防、内務、経済、教育、エコロジー、保健、法相は3週間前トビラ法相辞任後ユルヴォアス新法相)は代えずに、社会党の昔からのカマラードで大統領の腹心、エロー前...
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若い女性はどうしてジハードに惹かれるのか。

2016年2月3日付のフィガロ紙によると、内務省の調べでは、現在、国内でイスラム過激派と認められる者は8250人にのぼり、昨年3月の4015人より2倍。そのうち未成年者は20%を占める1632人と、教育省も動揺させられる数字が出ている。近年イスラム教に改宗(38%)したか、ムスリム系家庭で生まれ育ったか、家族の反対を押...

ボランティア入隊から市民用役まで。

昨年11月13日のパリ同時多発テロのまだ残骸が残る中、テレビが報道していたのは、区役所に軍隊への入隊を希望して駆けつける若者たちだった。まだ高校在学中の者、中退者、失業者、看護婦志望の若い女性など、多いときは1日に140人もの入隊希望者がつめかけた。それほどに彼らはフランスを「イスラム国」兵士のテロ活動から守らなければ...
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受刑者のイスラム過激派化を防ぐための対話。

2015年1月のシャルリー・エブドのテロ犯クアシ兄弟もユダヤ食品店襲撃者クリバリも元服役者だ。多くの若者は強盗犯や麻薬ディーラーとして服役するのだが、服役中、イスラム系ボスに洗脳され、刑務所を出る時はイスラム過激派となって出所する者が多い。ルモンド紙(15-2-5日付)に掲載された「暗闇の煽動者たち」によれば、2014...