〈peau皮膚〉は体や生命を意味し、〈Avoir la peau de quelqu’un〉は「〜を殺す、やっつける」、〈Se mettre dans la peau de quelqu’un 〉は「〜の身になって考える」、バルザック時代には俗語で〈Coûter la peau des fesses/du cul/des couilles尻 ・睾丸の皮〉のように「高くつく」こと。〈à fleur de peau〉は花びらの表面のように「感じやすく、敏感な肌」つまり
「張りつめた、緊張状態」を意味する。バルザックの『あら皮』Peau de chagrin(18)も忘れられない。