Faire la pluie et le beau temps(全権をもつ)83

〈Faire la pluie et le beau temps〉という表現は18世紀から使われるようになり、語源はギリシャ神話から来ており、天候まで左右できる力をもつ指導者を指す。またパリの守護聖女ジュヌヴィエーヴ(420-500)が豪雨や干ばつのとき、日本の伝説にあるような「雨女」と「晴れ女」の役を果たしたと伝えられている。今日なら、中小企業の専制的な社長のことをいうときにも使われる。