En rang d’oignon(整列)40

これはタマネギの植え方などではなく、1576〜1588年、オワーズ県のオニョンognon村のアルテュス・ド・ラ・フォンテーヌ男爵は、フランソワ2世からアンリ3 世まで4人の王様の宮廷の公式セレモニーのオーガナイザーとして仕え、そこに集まる王の親族から貴族、宮廷人など数百人の配列を決める責任者だった。彼はしきりに〈Messieurs, serrez vos rangs !〉(メッシュー、列をお詰めくだされ!)と叫び続けたので、村名ognon をもじってoignonにし、皮肉って〈rangs d’oignon〉(タマネギの列)は、常規で引いたような完璧な整列のこと。