〈Tapis〉(絨毯、カーペット)はアパルトマンやシャトーになくてはならないもの。それだけ会話にも頻繁に出てくる。エリゼ宮に国賓を招く時はいつも「赤絨毯」が敷かれる。しかし〈Il se prend les pieds dans le tapis〉(絨毯に足が絡まる)は、「何かに失敗しうまく行かなくなる」こと。〈Cacher quelque chose sous le tapis〉(絨毯の下に何かを隠す)は「何か言いたくないことをにごすか隠す」こと。〈Amuser le tapis〉(絨毯を楽しませる)は「意味のないことを話し時間をすごす」こと。〈Envoyer quelqu’un au tapis〉 は文字通り、「ノックアウトさせ、立ち上がれなくさせる」こと。