Bras d’honneur(ブラ・ドヌール)105

これは言葉ではなく、あざけりのみぶりで、左腕を直角に曲げて拳を握り、右手で左腕の折れたところをつかむ動作で、誰かを侮蔑するときの下品で卑猥な動作。左腕を曲げるのは勃起したペニスを折る意味。この動作の言われは、1337-1453年の英仏百年戦争の戦場で英軍に捕えられた仏兵は人指し指と中指が切断され、弓が引けないようにされたため、英国では2本の指で表すところを、フランスでは〈腕bras〉を使って表現するようになった。