16世紀の九柱戯〈jeu de quilles〉(今のボーリング)で、〈coup blanc〉(空振り)の〈coup 〉を仏中央部ベリー地方では〈chou〉(シュー:キャベツ)と言っていたので、〈faire chou blanc〉 と言えば、外れる、失敗すること。庶民の間で人気のあった〈jeu de quilles〉は後にペタンクにとって替わったけれど、慣用句として愛用されている。例えば〈comme un chien dans un jeu de quilles〉と言えば、じゃま者扱いされることで、〈Je suis reçu(e) comme un chien dans un jeu de quilles〉(冷遇され、邪険に扱われる)。