18世紀に生まれた表現で、サンジャック・ド・コンポステル巡礼街道にある日本語でいう木賃宿で、旅人は自分が食べる物も持ち込まねばならない(旅籠屋は食事が付くが)。元囚人も含め、ありとあらゆる種類の旅人が逗留する「木賃宿」 。クラピッシュ監督 作品『スパニッシュアパートメント』もそこから来ている。〈Auberge de la jeunesse〉(ユースホステル)。また〈Je ne suis pas encore sorti de l’auberge〉(厄介事から抜け出せないでいる)、〈Prendre sa maison pour une auberge〉(彼女の家に居候を決め込む)、〈Tenir auberge (chez soi)〉(誰でも食事に招く)。