UMAI CHAで、 ホッと一息。

 ヨーロッパでしか飲めない、日本茶がある。ペットボトルにつめられたそのお茶の名前は「Umaicha」。製造を手がけているのは、日本や日本文化に精通したフレッジさんだ。

 1980年代に若くして日本を訪れた同氏は、その時、ヨーロッパにはない日本のお茶に出合った。当時のヨーロッパでは、いや、世紀のヨーロッパでも、お茶は砂糖を入れて飲むものと思い込んでいる人が多い。健康にいいと思って、お茶のエキスに水と砂糖を混ぜたものを飲んでいる消費者の、いかに多いことか……。

 大手企業に勤めるサラリーマンだったフレッジさんは、いつしか「きちんと淹れたお茶、砂糖の力を借りないでも味わい深い本物の日本茶をヨーロッパの人々に紹介したい」と夢見るようになった。

  その夢を後押ししたのが、フランスにある「大きな急須」を備えた工場を見つけたことだったという。「これで、日本茶をフランスで淹れることが出来る。新鮮で美味しいお茶を作ることが出来る」と確信したフレッジさん。日本の飲料メーカーHarunaとの出合いにも恵まれ、ヨーロッパ人の好みに合う茶葉の開発に共に打ち込んだ。「茶葉は鹿児島産のものを使っています。ヨーロッパの消費者は苦みに慣れていないので、特に一番茶をセレクトしているんです」と熱く語るその姿は、日本のお茶文化をヨーロッパに浸透させたいという意気込みにあふれている。

ハイクオリティーの理由のひとつは、フレッジさんが日本で学んだお茶の製法をフランスでも順守しているから。

 空輸で届く上質のお茶は、緑茶、ほうじ茶、玄米茶それぞれの特性を最大限に生かす湯量や温度で抽出され、500㎖のペットボトルにつめられる。毎回抽出が行われるときには、風味がぶれることのないよう、フレッジさん自らが試飲をするために工場へ足を運んでいるという。作り手の情熱が生んだこんなお茶は、常温で飲むとその深い味わいがよりよく分かる。

 そんな情熱をともにするのが、フレッジさんの娘でありUmaichaスタッフでもあるマノンさん。日本人の母を持ち、日本での就職経験もある彼女は、ペットボトル入りの日本茶のありがたみをよく知っている。「以前は、日本に着いたら、すぐにペットボトルのお茶を買いに走ってました」とにこやかに語る彼女を見ていると、お茶は、日本が世界に誇れる文化のひとつでもあるのだと再確認させられる。

 2016年冬、満を持してスペインで発売されたUmaichaには、現地の邦人はもちろん、日本人旅行者も飛びついた。フランスでも2017年春以降に販売が始まり、各地にUmaichaファンを増やしている。

 その美しいボトルを何度でも手に取りたくなる秘密は、そこに、本来の日本茶が持つ魅力がつまっているから。ホッとしたい時も、元気になりたい時も、リフレッシュしたい時も。Umaichaは、日本から遠く離れた地で暮らすあなたの日常を温かく支えてくれる、頼もしいアイテムだ。

◎入手先など詳細:www.umaicha.fr 
◎購入サイト:www.satsuki.fr   www.naturitas.fr 

 Distribué en France par Deveurop et JFC France