甘い香りの、カボチャのスープ。

Soupe de potimarron

 こちらのカボチャはpotironというのだが、最近人気が出てきているpotimarronを使ってみよう。丸く、ソフトボールよりやや大きく、鮮やかなオレンジ色をしている。甘くて、どこかクリmarronやハシバミのような香りがうれしいカボチャだ。

まずカボチャの表面をごしごしと丁寧に洗う。というのも皮ごと煮ていくからだ。よく切れるしっかりした包丁で縦に切り分けるのだが、かなりの力がいる。芯の種の部分をスプーンでとり出す。さらに二つに切り分ける。このスープにはカボチャは3/4で十分で、それを1.5センチの厚さに切り、さらにさいの目にする。皮ごとで大丈夫? などと心配するなかれ。第一皮をむくのに時間がかかるし、そのとき皮にくっついてしまう身がもったいない。玉ネギはみじん切り。茎セロリ1本も小さく切る。

 厚鍋にバターを大さじ2杯ほどとり、まず玉ネギとセロリを色がつかないように数分炒めたら、カボチャを加える。かき混ぜながら弱火で10分ほど火を通したら、チキンのブイヨンを加える。自家製なら文句なしだが、なかったらインスタントのキューブでも構わない。

押しつぶしたニンニクを入れ、ぼくはカボチャと相性がいいクミンパウダーも小さじ半杯ほど加えることにしている。ふたをして弱火で20分ほど煮るとカボチャは皮も含めてすっかり柔らかくなっているだろう。これをハンドミキサーで滑らかにし、塩、コショウで味を調えればでき上がりだ。熱々を味わうのだが、好みで生クリーム少々を加えてもおいしいし、レモンの搾り汁やタバスコソースを垂らしてアクセントをつけてもいい。

 残っているカボチャ1/4はチップスにするといい。5ミリくらいの厚さに切って落花生油huile d’arachideなどで素揚げするだけ。両面にきれいな色がついたらすかさず油を切り、さっと塩を振れば、ビールなどの素敵なおつまみになる。(真)

4人分:1キロちょっとのカボチャ3/4、玉ネギ1個、茎セロリ
1本、ニンニク一片、チキンのブイヨン1ℓ(水1ℓ+ブイヨンキューブ1個)、バター、好みでクミンパウダー少々、塩、コショウ

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