ヴェルナー・ヘルツォーク監督の見た日本「ファミリー・ロマンス社」

©Nour Films

 『アギーレ/神の怒り』(1972)や、『フィッツカラルド』(1982)など壮大なスケールの作品で人間の欲望を描いたヴェルナー・ヘルツォーク監督(1942-)。この8月、監督が自らカメラを手に東京と青森で撮影したという『ファミリー・ロマンス社 / Family Romance, LLC』がフランス公開になる。

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 物語の主人公は「人間レンタル屋」石井裕一。「家族の一員」や「恋人」など、依頼主が求める人物を代行できる人材を派遣する会社の経営者だ。ネットで叩けばすぐに「ファミリーロマンス社」が出てくる。実在の会社、実在の人物なのだ。自らも現場で「誰か」を演じる石井は、乳児から80歳までの男女を、冠婚葬祭への参列から愚痴聞き、謝罪、観客、買い物などの代行に派遣している。

そこに、ある母子家庭の母親から父親レンタルの依頼がある。父親がいないことから登校拒否になっている娘のために、父親代行を頼みたいという。自ら父親として現場に臨む石井。徐々に心を開く娘、「父親」をレンタルではなく現実の父親にしたいと望むようになってゆく母親…。

米誌でファミリーロマンス社についての記事を読み、この映画製作に挑んだヘルツォーク監督。「不思議の国・日本」のイメージを突き破り、どれだけ日本の現実の社会や人間に迫るのかが楽しみだ。


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『Family Romance, LLC』フランス公開にあたり、入場券をオヴニー読者10名さまにプレゼント。
〈『ファミリーロマンス』チケット希望〉とお書きになってお名前、ご住所をご記載の上、monovni@ovninavi.comまでお送りください。締め切りは8月17日(月)正午。


 

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