日本人シェフ

「料理は一生の掛け算」

松下 友紀さん(39歳)  我が家から徒歩3分のイタリア料理店の外壁が、昨年突然赤から青色に変わり、東洋人の男性がオープンキッチンで働いているのが通りから見えた。その後、お店に行った時、シェフが日本人だと知ったけれど実際にお話をすることはなく、今年3月のロックダウンでお店も閉めら [...]

ルールにとらわれず、 自分自身の料理を求めて。

川崎遼平さん(30歳)  「パリで店をやるのが、父の夢だったんです」。広島でレストランを営む料理人の父と一緒に、モンマルトルにKEN KAWASAKIを開いたのは4年前。2018年には、ミシュランの1つ星を取得した。  料理人になるきっかけは、高校三年生のときの、父とのフランス食 [...]

素材の味を引き立てた、シンプルなデザートが信条。

田中克典(よしのり)さん(33歳)  17区にあるPetit Boutaryでシェフ・パティシエを務める田中さんは、現在パリ4年目。日本の大学で理系学部を卒業後、パティシエを目指し専門学校に入学。日本とフランスで各一年学んだ。大学で身につけた科学的な知識は、お菓子作り、特にレシピ [...]

個性を出しながら、クラシックを守る。

佐藤亮太郎さん(48歳)  25年もの間、パティシエとしてパリで働いてきた佐藤さん。現在は、レストランやカフェのコンサルタントとして活躍している。フランスに来たのは23歳の時。当時、東京のルコントで働いており、シェフのアンドレ・ルコントさんに「お菓子の本場フランスを見てきなさい」 [...]

おいしさで、エールを送る。シェフたちの病院応援。

 世の中が大変なときこそ、食の力が必要だ。新型コロナウイルス感染症による被害が拡大する中、料理人、菓子職人たちが立ち上がり、現場で戦う医療関係者へ食の支援を始めた。 エリゼ宮(大統領府)の料理長、ギヨーム・ゴメスは、「医療従事者とともにあるシェフたち」という組織を作り、全国の料理 [...]

独立の夢に向かって挑戦を続ける。

長尾将希さん(27歳) 11区にあるこじんまりした店ながら、海外から来たワイン関係者が必ず立ち寄るというVantre。パラスホテルのシェフソムリエなどを歴任してきた、オーナーソムリエのマルコ・ペルティエさんが選ぶワインに合わせる料理を作るのが、シェフの長尾将希さんだ。 23歳のと [...]

ERH|オリジナリティのある料理で、 二つ星を目指す。

北村啓太さん(39歳) 「フランス料理の世界で一流になりたい」。専門学校で調理を学んでいるときから、強い想いを抱いていたという北村さん。一流になるなら一流のシェフの側で働きたい、と学校卒業後は小田原のラ・ナプールへ入店した。まだ30代前半だった成澤由浩シェフは「当時からすでに世界 [...]

MAISON|自分らしいデザートで、幸福感と余韻を作る。

小林里佳子さん(32歳) 9月にオープンしたレストランMAISONのシェフ・パティシエール小林さんは、23歳でパリに来て現在10年目。小学生のときからパティシエールになると決めていた。「高校生のときにはお菓子をよく作っていて、パウンドケーキを夜中3時まで何度も焼き続けて、オーブン [...]
 

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