■■ BLOG : 小沢君江通信 > フランス語の表現

Pendre la crémaillère(新築 /入居祝いする)112

〈crémaillère〉の語源はギリシア語の〈kremastêr〉で「吊るす」を意味し、炉に鍋を吊るすための自在鍵のこと。〈Pendre la crémaillère〉「炉に自在鉤を吊るす」とは、引越し祝いもかねて友人 […]

野菜や果物を使った表現 111

〈Je suis dans les chouxキャベツ〉「窮地にある」、〈Bande de cornichons! ピクルス!〉「バカな奴ら!」、〈Je n’ai plus un radisラディッシュ〉「び […]

Faire un tabac(大成功をおさめる)110

1560年カトリーヌ・メディシス時代にリスボンの仏大使ジャン・ニコがフランスに持ち帰った薬草が〈l’herbe à Nicot〉(ニコ・ハーブ)と呼ばれ、「ニコチン」という名称が生まれた。19世紀初頭から〈tabacタバ […]

Groupe de Visegrád(ヴィセグラード・グループ)109

欧州連合の中のヴィセグラード・グループとは、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロヴァキアの東欧4カ国のこと。ヴィセグラード4(V4)とも呼ばれる。語源は、1335年秋、ボヘミア、ポーランド、ハンガリー3カ国の王たちが、ハ […]

Traîner une casserole(負い目をもつ)108

〈Casserole片手鍋〉は上品な台所用品ではない。〈Trainer une casserole〉は、20世紀初頭に生まれた表現で、子供が犬の尻尾などに空き缶や鍋などを結わえ付けていたずらしたことから、特に政治家などが […]

Bourrer le mou / le crâne à qulqu’un(脳/頭にでたらめを吹き込む、洗脳する)107

〈bourrer詰め込む〉を使って〈Bourrer ses pôches de bobons〉「ポケットにキャンディを詰め込む」。〈Sa tête est bourrée de jeux de télé / FB〉「彼は

Renvoyer ça aux calendes grecques (〜を無期延期する)106

〈calendes〉(女・複)とは、古代ローマ時代には毎月1日(借金支払期日)を意味していたがギリシア語にはカレンダーの観念がなかったので、〈Renvoyer ça aux calendes grecques〉「ありもし […]

Bras d’honneur(ブラ・ドヌール)105

これは言葉ではなく、あざけりのみぶりで、左腕を直角に曲げて拳を握り、右手で左腕の折れたところをつかむ動作で、誰かを侮蔑するときの下品で卑猥な動作。左腕を曲げるのは勃起したペニスを折る意味。この動作の言われは、1337-1 […]

Tirer le tapis sous les pieds de quelqu’un(こまらせること)104

〈tapis カーペット〉は住居に不可欠なもので、表現にも頻繁に出てくる。タイトルの「誰かの足下の絨毯を引っ張る」は文字通り「こまらせる」こと。〈Envoyer au tapis〉「(ボクシング)でライバルをノックダウン […]

Avoir le cafard(憂うつ)103

台所の大敵〈cafardゴキブリ〉には「憂うつ」という意味もある。16世紀の〈cafard〉の語源は、アラビア語の〈kafir不信心者〉からきているといわれ、信仰家ぶる「えせ信者、偽善者」を意味していた。また「ふさぐ、意 […]

Ça fait un bail(長い間)102

〈bail〉は「賃貸借契約」のこと。住居や店舗の契約期間はだいたい3年、6年、9年。そのほか、永代賃貸借(emphytéotiques)のように18〜99 年の契約もある。よく旧知の友人同士に再会したときなど、〈Ça f […]

Être chocolat(一杯食わされる)101

〈chocolat〉とは、チョコレートの他に、20世紀初頭、パリのサーカス小屋で肌が黒いので「ショコラ」という名で親しまれた黒人パフォーマーとつながる。〈Je suis chocolat〉は「一杯食わされた、当てがはずれ […]