■■ BLOG : 小沢君江通信 > フランス語の表現

Bras d’honneur(ブラ・ドヌール)105

これは言葉ではなく、あざけりのみぶりで、左腕を直角に曲げて拳を握り、右手で左腕の折れたところをつかむ動作で、誰かを侮蔑するときの下品で卑猥な動作。左腕を曲げるのは勃起したペニスを折る意味。この動作の言われは、1337-1 […]

Tirer le tapis sous les pieds de quelqu’un(こまらせること)104

〈tapis カーペット〉は住居に不可欠なもので、表現にも頻繁に出てくる。タイトルの「誰かの足下の絨毯を引っ張る」は文字通り「こまらせる」こと。〈Envoyer au tapis〉「(ボクシング)でライバルをノックダウン […]

Avoir le cafard(憂うつ)103

台所の大敵〈cafardゴキブリ〉には「憂うつ」という意味もある。16世紀の〈cafard〉の語源は、アラビア語の〈kafir不信心者〉からきているといわれ、信仰家ぶる「えせ信者、偽善者」を意味していた。また「ふさぐ、意 […]

Ça fait un bail(長い間)102

〈bail〉は「賃貸借契約」のこと。住居や店舗の契約期間はだいたい3年、6年、9年。そのほか、永代賃貸借(emphytéotiques)のように18〜99 年の契約もある。よく旧知の友人同士に再会したときなど、〈Ça f […]

Être chocolat(一杯食わされる)101

〈chocolat〉とは、チョコレートの他に、20世紀初頭、パリのサーカス小屋で肌が黒いので「ショコラ」という名で親しまれた黒人パフォーマーとつながる。〈Je suis chocolat〉は「一杯食わされた、当てがはずれ […]

C’est un zigoteau (彼は目立ちがり屋)100

前大統領オランドは何かにつけ、若いマクロン大統領のなすこと、いうことにケチをつけ、「彼はまだ子どもだ」と側近たちにいう。マクロンはマクロンで、引退後メディアで言いたいことを言い、新著『Les Leçons du pouv […]

Avoir froid aux yeux(怖い)99

〈Ne pas avoir froid aux yeux目〉と否定形でいえば「怖くない」、目の他に〈Avoir froid au dos〉背中が寒ければ、やはり「怖い」を意味し、〈Avoir froid aux dent […]

Mettre sa main au feu(確信をもって説得する)98

中世の神判制度で、赤熱の鉄棒を手に握らせられ負傷しなければ無罪と判定された。〈Mettre sa main au feu火に手をおく〉とは、3日後に手が火傷も負ってなかったら、潔白であると判定された。傷痕の程度によって刑 […]

Les dés sont pipés(八百長)97

動詞〈piper〉は狩猟のときに、鳥の鳴き声を真似て、鳥を近づけること。狩猟用語からゲーム用語として使われるようになり〈Les dés sont pipés〉というと、(そのサイコロはいんちき)で「八百長」のこと。でも〈 […]

Tombé du camion(盗品)96

 〈Un produit tombé du camion〉は(トラックから落ちた物)ではなく、20世紀前半に使われるようになった表現で、〈Un produit volé〉(盗んだ物)とはっきり言わずに、婉曲的に「Tomb […]

Faire monter la mayonnaise(うまくいく)95

〈Faire monter la mayonnaise〉はマヨネーズを作るときに、卵黄と油がうまく交わり合いマヨネーズがクリーム状になっていくことで、やっていることが成功に向かうとき、〈Je fais monter la […]

Coiffer quelqu’un au poteau(僅差で勝つ)94

〈poteau〉は「競馬のゴールイン」のことで、〈Coiffer un concurrent〉なら「敵の前に到着」し「勝利する」こと。〈Coiffer quelqu’un au potexu〉は「僅差でライバ […]