Marvin Gaye à Ostende 2022-10-31 音楽 0 ベルギー北の港町オステンド、その海岸沿いの遊歩道に、「ここは 『Sexual Healing』 誕生の地」と記され、マーヴィン・ゲイの顔が刻まれたプレートがある。 ロンドンのアパートで、離婚で苦しみ、ドラッグとアルコールに溺れていたゲイに、「ベルギーで休養しませんか」と声をかけ [...]
テーマは植物。宝飾品、アートと科学が交差する「Végétal」展。 2022-08-13 パリで遊ぶアート展覧会 0 「植物 – 美の学校 / Végétal – Ecole de Beauté 」 ボザール(国立高等美術学校)で「植物 – 美の学校 / Végétal – Ecole de Beauté 」展が好評開催中だ。高級宝飾ブランド「シ [...]
30年続く日本とのラブストーリー。 歌手 クレモンティーヌさん 2022-08-11 インタビュー音楽芸術 0 連載 : PROのプロフィール ♫ わたしたちのバカンスの家で子どものころ過ごした村で夏が来ると、またすべてが始まる夏、夏が来るとそれは、夏のお祭り、夏… ♫( 『アン・プリヴェ~東京の休暇』 (1992)収録の 「L’été」 から。)*記事の最後に2022年春のビ [...]
ヴァンセンヌの森でクラシック三昧。Classique au vert 2022-08-10 パリで遊ぶ音楽コンサート 0 Classique au vert 8月のパリは、音楽家が各地のフェスティヴァルに出かけてしまってクラシックコンサートが稀になる。しかし幸いなことに、ヴァンセンヌの森のParc Floralで、Paris Jazz Festivalと並んでClassique au vert ( [...]
イェスパー・クリスチャンセン「時間と絵とノタ・ベーネ(注意書き)」 2022-07-15 アート 0 Jesper Christiansen Temps, peintures et nota bene 物価上昇が止まらない今日、無料で入れる美術館があるのはありがたい。その一つが、シャンゼリゼにあるデンマーク文化センターMaison du Danemarkの現代美術館 [...]
N・ボーメール著『酒 日本に独特なもの』〜 フランス人地理学者が歩いて、見て、聞いた酒造りと飲み方。 2022-06-03 ワイン以外のお酒本ワインの知識 0 日本酒とワインの共通点を聞かれた何と答えますか?醸造酒であること、食事をしながら飲むアルコール飲料であること、産地のテロワールにこだわること。 では相違点は?原料が米かブドウか、温めて飲むことができるかできないか、ほぼ日本国内でしか造られていないか世界各地で造られているか。 [...]
Arno 追悼 – 最後のアルバム「Vivre」を聴く。 2022-05-20 音楽 0 4月23日、ベルギーの北海に面した港町、オーステンド* に生まれ育った歌手アルノが亡くなった。72歳だった。その訃報から数日後、オヴニー紙に、通ならではのシャンソン記事を連載していた(南)さんから「2000年以降の最も好きなシャンソン歌手の一人だった。彼はとりわけステージが素晴 [...]
若手トップ俳優ヴァンサン・ラコストの誕生秘話 〜 リアド・サトゥフ作・画『若い俳優』 2022-05-11 舞台・映画本 0 『Le jeune acteur 1 若い俳優』 “ジェネレーション2010”(2010年代に頭角を表した世代)を代表する若手俳優ヴァンサン・ラコスト。先のセザール賞でも『Illusions perdues 幻滅(仮題)』で最優秀助演男優賞を獲得するなど、デビュー時から安定し [...]
【CD】セシル・マクロリン=サルヴァントの最新アルバム“Ghost Song”。 2022-04-14 音楽 0 Cécile Mclorin Salvant“Ghost Song” セシル・マクロリン=サルヴァント が歌っているバルバラの『Ma Plus Belle Histoire d’Amour』を聴いてほしい。一つ一つの言葉への心づかい、サリヴァン・フォートナーのピアノと対話する間 [...]
画家たちの息遣いが伝わるバルビゾンへ 2022-03-28 アート芸術パリから行ける街 0 バルビゾンは、美術の教科書でミレー(1814 – 1875)の「晩鐘」に触れた人にとって、一度は行ってみたい場所ではないだろうか。フォンテーヌブローの森の端のほう、19世紀「バルビゾン派」の画家たち集った村だ。 直行の公共交通機関がなく、パリから電車とタクシーを乗り [...]