日本が好きなフランス人

日本にまつわる仕事をしているフランス人の話。

星新一の魔法にかかって。

フロラン・ゴルジュさん ショートショートと呼ばれるSFの短編を1000篇以上著して日本文学の中で特異な位置を占める星新一は、フランスでは知られていなかったが、代表作『ボッコちゃん』の仏訳が今月、出版されることとなった。 翻訳者のフロラン・ゴルジュさんは、17歳の時、愛知県でホームステイし、地元の高校...

ポーランドから和食の世界一を目指す。

ヴォイチェ・ポポウさん ユネスコ無形文化遺産にも登録され、いまや世界中で愛されている和食。調理に携わる外国人料理人を対象とした、日本の農林水産省主催の日本料理コンテスト「和食ワールドチャレンジ」が毎年行われていることをご存知だろうか?世界中から参加者を集める本大会は、すでに今回で第7回目。アジア、ヨーロッパ、北米地域で開催される予選大会を勝ち抜いた料理人は、来年2月に東京で行われる決勝大会へ進むことができる。...

ヌーヴォー・ケン玉。

けん玉フランス共同設立者 アレクシ・ノエルさん 時折、意外なものにフランス人が熱中しているのに驚かされる。最近の例ではケン玉だ。リヨンを拠点とするケン玉の達人グループに出会い、彼らのカンフー映画さならがらのシャープなケン玉パフォーマンスに目を見張った。聞けば、パリでもセーヌ河岸でケン玉をやっている人たちがい...

シャルロットとの1年間。

シャルル・ベルベリアンさん 建築家、シャルロット・ペリアン(1903-99)を主人公にしたバンドデシネ (BD) が今月23日に発売になった。著者はBD・シナリオ作家のシャルル・ベルベリアンさん。今月、ルイ・ヴィトン財団美術館で始まった 「シャルロット・ペリアンの新しい世界」展では70年間にわたるペリアンの仕...

「ジャパンワークショップ」でパリと東京の都市農業比較。

サラ・フルカシエさん この夏もまた、「ジャパンワークショップ」でフランスの若者が日本へと飛び立った。これは「日仏の架け橋となる若者育成を目指す訪日研修」で、国際交流基金の海外事務所であるパリ日本文化会館が協賛企業とともに開催しているプログラム。2014年に始まり、昨年までに68人を送り出している。今年も数多くの研...

餅アイスにひらめき16歳で起業。サミュエル・ナーマンさん

サミュエル・ナーマンさん ロッテが日本で「雪見だいふく」を発売した1981年から、今年でほぼ40年。大福餅のような形状で、薄い求肥(ぎゅうひ)の皮のなかにアイスクリームが詰めてある雪見だいふくは発売当時、和菓子とバニラアイスの組み合わせが意表を突くものだった。他にはない味わいのアイス菓子は、今も根強い人気商品だ。...

KATAGAMIに魅せられて。ジャン=リュック・アルノルドさん

伊勢型紙を初めて見たときの、気が遠くなるような感覚は今でも覚えている。免疫ができたつもりでも、見るたびにその精緻な作業に心打たれ、それぞれの意匠に意表を突かれ、美しさに唖然としてしまう。 ジャン=リュック・アルノルドさんも、そんな型紙の世界に魅了された。フランス経済・財務省の官僚だった時代から蒐集してきた...

親の離婚後も、子どもが 日仏の文化を享受できるように。

リシャール・ユングさん 日仏間「夫婦間のこどもの連れ去り」に取り組むフランス上院議員    今年3月、国営テレビ局・フランス2は「Japon, les enfants kidnappés/日本、誘拐された子どもたち」というドキュメンタリーを放映した。そこでは、フランスで一緒に暮らしていた日本人パートナーが娘...

三味線の音は ビタミン!

©Osamu Arai シルヴァン・ディオニ(澤田春吟)さん  伝統楽器と呼ばれるものは、演奏者の国籍を問うものだろうか。日本人がヴィオラ・ダ・ガンバを奏で、オペラのアリアを高らかに歌い、オーケストラを指揮する。「日本人」ではない演奏者が、例えば尺八、太鼓、三味線を奏でる姿を見て、わたしたちは何を感じるだろうか。 ...

日本の包丁研ぎの技術を世界へ。

アトリエにて。鋭い光を放つ和包丁を持つマリナさん。  マリナ・メニニさん  ここ数年、世界の料理業界では日本製の包丁が大ブーム。もちろんフランスも例外ではない。しかし、西洋の包丁に比べて刃が薄く鋼材が硬い日本の包丁は、西洋の研ぎ技術では上手に研ぐことができない。そこで、料理人たちに日本の砥石を使った研ぎの技術を伝え...
 

パスワードをお忘れの場合、OVNINAVI.COMに登録したE-mailアドレスにパスワードをお送りします。登録E-mailアドレスを入力してください。


戻る